昭和7年の特年小型5銭硬貨の価値と買取相場

こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は昭和7年の5銭白銅貨の価値と相場について記載して行きたいと思います。

関連記事としては「大型・小型5銭白銅貨(大正6年〜12年)の価値と買取価格」をご覧ください。

特年！昭和7年5銭硬貨の価値と相場

昭和7年に発行された小型5銭硬貨(穴銭)です。Y#48で重量は2.63g、直径19.1mmとなっており素材は銅とニッケル(白銅)です。

昭和6年以前の5銭硬貨は大正時代にならないと発行が無く、昭和8年以降は別のデザインの5銭が発行されたためカタログ上、下記のように特年価格となっております。

昭和7年5銭硬貨の実勢価格と買取相場

昭和7年5銭硬貨の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)については米国のカタログ価格相当額で売買されることが多く、完全未使用では最大5000円前後の価値があります。

買取価格は上記取引価格の3割〜6割程度が相場となっており、完全未使用ならば1000円を超える金額での買取も期待できます。

昭和7年の特年小型5銭硬貨まとめ

いかがだったでしょうか？これ以降の昭和8年、昭和9年、昭和10年、昭和11年、昭和12年の5銭は上記左の硬貨のように鳥が描かれています(Y#53、重量2.8g、直径19mm、素材ニッケル)。

また昭和13年、昭和14年、昭和15年にかけて発行されたは5銭は上記右の硬貨のように黄銅色となっています(Y#57、素材アルミニウム・青銅)。

どちらも今回取り上げた昭和7年の古銭同様、中心に穴が開いたデザインとなっておりますが価値は低く完全未使用でも1000円〜1500円程度の実勢価格(市場価格)となっております。今回の記事が昭和に発行された古銭の売却や換金の参考になりましたら幸いです。