幻の金貨メモリアル プルーフ貨幣セット

こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成18年(2006年)に発行された幻の金貨メモリアル プルーフ貨幣セットの価値と買取相場について記載していきたいと思います。

描かれている新20円金貨は非常に価値が高く、状態が良いものだと500万円前後で取引されています。なお、20円金貨が描かれた貨幣セットは今回取り上げる物以外に造幣東京フェア2015貨幣セットが存在します。

幻の金貨メモリアル プルーフ貨幣セット

幻の金貨メモリアル プルーフ貨幣セットは貨幣法(明治30年法第16号)に基づく金本位制最後の金貨幣であり「幻の金貨」ともいわれる昭和7年銘20円金貨幣を製造してから2006年で75年周年になることを記念して発売されました。

セットの内容は平成18年銘の1円から500円プルーフ硬貨と昭和7年銘20円金貨幣をテーマにデザインしたスターリングシルバー (銀925/銅75)製メダルとなっています。

名称 幻の金貨メモリアル平成十八年銘プルーフ貨幣セット
当時の販売価格 13,000円
販売数量 40,000セット
カタログ価格 13,000円
合計額面 666円+メダル

プルーフ貨幣セットの実勢価格と買取相場

幻の金貨メモリアル プルーフ貨幣セット

近年発行された貨幣セットの実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)は当時の販売価格よりも低いケースが殆どです。

旧20円金貨の描かれた造幣東京フェア2015プルーフ貨幣セットの場合、販売数が2,387セットと少ないため、保管状態が良ければ1万円越えの買取が期待できますが、幻の金貨メモリアル プルーフ貨幣セットについては4万セットも販売されたため、現在の買取価格の上限は3500円程度となっています。

取引年 実勢価格 買取相場
2014年 〜10000円 〜7000円
2015年 〜7000円 〜4000円
2016年 〜7000円 〜4000円
2017年 〜6000円 〜3500円
2018年 〜6000円 〜3500円

プルーフ貨幣セットまとめ

いかがだったでしょうか?幻の金貨メモリアル プルーフ貨幣セットは販売セット数の少ない「山陰・夢みなと博覧会記念プルーフ貨幣セット」などに比べると価値が低くなっています。

しかし、貨幣セットの中にエラーコイン(「500円」「100円」「50円」「10円」「5円」「1円」)が混ざっていた場合、数万円から数十万円での買取になる可能性がありますので業者に査定してもらう前に一度、確認してみる事をお勧めします。今回の記事が貨幣セットの売却や換金の参考になりましたら幸いです。