こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成29年に発行された第8回アジア冬季競技大会記念1000円銀貨幣の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
近年発行された記念硬貨なので骨董(アンティーク)としての価値はありませんが、額面を超える買取も期待できます。
なお、アジア冬季競技大会記念銀貨は今回紹介する硬貨以外に第5回アジア冬季競技大会青森千円銀貨幣が存在します。また、記念硬貨発行を記念して純銀メダルも製作されています。
第8回アジア冬季競技大会記念千円銀貨幣
第8回アジア冬季競技大会記念貨幣は平成29年2月に札幌市及び帯広市で開催された「第8回アジア冬季競技大会」を記念して発行されました。
量目(重量)31.1g、直径40.0mm、表面には「スキージャンプとフィギュアスケートの選手 」、裏面には「大会エンブレムと開催競技のピクトグラム」が描かれています。
プルーフ千円銀貨の詳細
図柄(表) | スキージャンプとフィギュアスケートの選手 |
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図柄(裏) | 大会エンブレムと開催競技のピクトグラム |
当時の販売価格 | 9,000円 |
販売数量 | 50,000枚 |
量目 | 31.1g |
直径 | 40.0mm |
販売方法 | 通信販売 |
カタログ価格 | 16,000円 |
アジア冬季競技大会1000円銀貨の買取相場
他の記念硬貨でも同様の傾向がありますが、発売当初は当時の造幣局販売価格よりもはるかに高額で取引されることが多いです。
しかし、時間が経つにつれて実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)が下落し、業者による買取価格も下落する傾向があります。
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
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2017年 | 〜20,000円 | 〜15,000円 |
2018年 | 〜12,000円 | 〜8,000円 |
2019年 | 〜9,000円 | 〜6,000円 |
2020年 | 〜8,000円 | 〜5,000円 |
2021年 | 〜6,500円 | 〜3,500円 |
2022年 | 〜6,000円 | 〜3,000円 |
最近の市場での取引価格は4,000円〜6,000円程度となっており、3,000円程度が業者による買取価格(査定価格)の上限となっております。
第8回アジア冬季競技大会記念銀貨まとめ
いかがだったでしょうか?近年発行されたプルーフ1000円銀貨で価値が高いものは新幹線鉄道開業50年記念1000円銀貨などが有名ですが、こちらについても市場で取引される価格は下落傾向となっています。
そのため、発行枚数が極端に少ない物を除いた一般的な記念硬貨についてはコレクションする予定が無いのならば早めに売却する事をお勧めします。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。