こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は東日本大震災復興事業記念貨幣1000円銀貨の価値と買取相場について記載していきたいと思います。

こちらの1000円銀貨についても東日本大震災復興事業記念10000円金貨と同様に国債を所有していた人だけが取得できる贈呈品が存在し、造幣局販売品(通常品)に比べると価値が高くなっています。

直径 40mm
品位 純銀
量目(重量) 31.1g
贈呈対象国債 個人向け復興応援国債(801~804回債)
造幣局販売価格 9,500円

1次東日本大震災復興千円銀貨の買取相場

1次東日本大震災復興千円銀貨

画像の1次復興記念1000円銀貨は平成27年8月に発行されました。表面には「大漁船と稲穂」、裏面には全ての銀貨・金貨の共通図案である「奇跡の一本松とハト」が描かれています。

詳細は下記の通りで造幣局販売価格(9,500円)よりも実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)が高くなっています。

発行日 平成27年8月
全発行枚数 60,000枚数
贈呈品の発行枚数 26,714枚
日本のカタログ価格価格 18,000円
実勢価格(通常品) 〜12,000円
買取相場(通常品) 〜9,000円
実勢価格(贈呈品) 〜17,000円
買取相場(贈呈品) 〜13,000円
造幣局販売品

造幣局販売品(通常品)

東日本大震災復興事業記念千円銀貨では造幣局が販売したものと国債を100万円以上保有していた方だけが貰える贈呈品があります。金貨に比べると贈呈品取得の難易度は低いですが、贈呈品の方が通常品に比べ価値が高くなっています。

 

贈呈品

贈呈品

贈呈品は国債を最低でも100万円以上購入する必要があったため、所有者が限られ発行枚数・現存数が少なくなっています。銀貨自体は先ほどの通常品と同様ですが画像のようにケースが異なります。

2次東日本大震災復興千円銀貨の買取相場

2次東日本大震災復興千円銀貨

2次1000円銀貨は平成27年11月に発行されました。直径や品位、量目などは1次1000円銀貨と同様で、表面には「復興特別区域の日の出と折鶴」が描かれています。

詳細は下記の通りで1次に比べ贈呈品の発行枚数(8,425枚)が大幅に少なくなっているため、買取価格が高い傾向があります。

発行日 平成27年11月
全発行枚数 40,000枚数
贈呈品の発行枚数 8,425枚
日本のカタログ価格価格 17,000円
実勢価格(通常品) 〜12,000円
買取相場(通常品) 〜9,000円
実勢価格(贈呈品) 〜28,000円
買取相場(贈呈品) 〜23,000円

3次東日本大震災復興千円銀貨の買取相場

3次東日本大震災復興千円銀貨

3次1000円銀貨は平成28年2月に発行されました。直径や品位、量目などは他の銀貨と同様で、表面には「日本を応援する少年」が描かれています。

3次になると、個人向け復興応援国債の保有残高が100万円を超えている方はさらに少なくなり、贈呈品の発行枚数はもっとも少ない4,914枚となっています。そのため、2次1000円銀貨と同様に買取価格が高いです。

発行日 平成28年2月
全発行枚数 40,000枚数
贈呈品の発行枚数 4,914枚
日本のカタログ価格価格 17,000円
実勢価格(通常品) 〜12,000円
買取相場(通常品) 〜9,000円
実勢価格(贈呈品) 〜25,000円
買取相場(贈呈品) 〜20,000円

4次東日本大震災復興千円銀貨の買取相場

4次東日本大震災復興千円銀貨

4次1000円銀貨は平成28年4月に発行されました。直径や品位、量目などは他の銀貨と同様で、表面には「握手する日本列島と桜」が描かれています。

贈呈品の発行枚数は3次より若干多い5,816枚で業者による買取価格は2万円以下が相場となっています。

発行日 平成28年4月
全発行枚数 40,000枚数
贈呈品の発行枚数 5,816枚
日本のカタログ価格価格 17,000円
実勢価格(通常品) 〜13,000円
買取相場(通常品) 〜9,500円
実勢価格(贈呈品) 〜25,000円
買取相場(贈呈品) 〜20,000円

東日本大震災復興事業記念1000円銀貨まとめ

いかがだったでしょうか?国債を所有していた方だけに送られる贈呈品については銀貨というよりも財務省のオリジナルケースに価値があり、ケースが紛失している場合は買取価格が大幅に下がってしまうので無くさないようにしっかり保管しておくことが大切です。今回の記事が記念硬貨売却の参考になりましたら幸いです。