こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は2005年日本国際博覧会記念10000円金貨幣プルーフ貨幣セットの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
2005年日本国際博覧会記念硬貨は今回紹介する1万円金貨以外に千円銀貨と500円ニッケル黄銅貨が発行されています。
日本国際博覧会記念(愛知万博)1万円金貨の詳細
画像は平成16年12月10日に発行された2005年日本国際博覧会記念10000円金貨幣プルーフ貨幣セットです。
発行枚数は7万枚となっており販売数1万枚の「ラグビーワールドカップ2019日本大会1万円金貨」のようなプレミアムの価値はありませんが、金価格が安い時期に発売された金貨なので現在では当時の造幣局販売価格を大幅に上回る高額査定が期待できます。
図柄(表) | 地球とその自然と地球にすまう生命(コノハズク) |
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図柄(裏) | 博覧会シンボルマークと大地(5本のストライプが国内5回目の国際博覧会開催および大地を表す) |
年号銘 | 平成16年 |
額面 | 10000円(1万円) |
素材 | 金 |
品位 | 純金(金1000) |
量目 | 15.6g |
直径 | 26mm |
発行枚数 | 7万枚 |
造幣局販売価格(金貨単独) | 40,000円 |
造幣局販売価格(金・銀2点) | 45,000円 |
カタログ価格(金貨単独) | 105,000円 |
カタログ価格(金・銀2点) | 115,000円 |
金貨の買取価格(査定価格)は地金相場の影響を受けます。江戸末期や明治、大正などに発行された金貨の場合、価値の大部分がアンティークとしての価値なので金価格変動による買取価格への影響は大きくありません。一方、平成や令和に発行された金貨にはアンティークとしての価値は殆んど無いため、金価格の変動によって買取価格が大きく変わる可能性があります。
愛・地球博(愛知万博)10000円金貨の買取相場
下記は私が調べた2005年日本国際博覧会(愛・地球博、愛知万博)記念10000円金貨幣プルーフ貨幣セット実勢価格と買取相場の推移です。
金貨単独
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
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2018年 | 〜87,000円 | 〜72,000円 |
2019年 | 〜100,000円 | 〜85,000円 |
2020年 | 〜115,000円 | 〜100,000円 |
2021年 | 〜125,000円 | 〜115,000円 |
2022年 | 〜135,000円 | 〜125,000円 |
金・銀2点
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
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2018年 | 〜92,000円 | 〜77,000円 |
2019年 | 〜10,3000円 | 〜88,000円 |
2020年 | 〜120,000円 | 〜105,000円 |
2021年 | 〜130,000円 | 〜120,000円 |
2022年 | 〜140,000円 | 〜130,000円 |
取引価格は金相場と連動する形で上昇しており近年は造幣局販売価格の2倍以上の価格での買取(査定)が期待できます。
注意点としては今後も金価格が上昇した場合、さらに買取価格が上昇する可能性が高いですが、下落した場合は買取価格も下落します。
そのため、売却を検討中の方は金相場を見ながら買取タイミングを検討すると良いでしょう!今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。