こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は昭和51年12月23日(1976年12月23日)に発行された天皇陛下御在位五十年記念100円白銅貨の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。
この硬貨は前年に発行された沖縄海洋博覧会100円硬貨よりも大きい直径30mmとなっており、若干ですが価値が高くなっています。
昭和天皇御在位50年記念100円硬貨の詳細
画像は昭和天皇御在位50年記念100円硬貨です。昭和51年12月23日に発行された後、昭和52年2月3日に追加発行されています。
発行枚数は70,000,000枚となっており、直径30mm、品位は銅750/ニッケル250、量目は12g、カタログ価格は下記のようになっております。
日本のカタログ価格
完全未使用 | 未使用 |
---|---|
600円 | 400円 |
(*2022年の最新のカタログ価格に修正済みです。)
米国のカタログ価格
完全未使用 | 極美品 |
---|---|
6.0USD | 3.5USD |
記念硬貨の価値と買取価格
私が調べた昭和天皇御在位50年記念100円硬貨の実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)や買取相場は下記のようになっています。
古銭詳細 | 実勢価格 | 買取相場 |
---|---|---|
ヘゲエラー 完全未使用 | 1000円 | 〜300円 |
ケース入り 完全未使用 | 1000円 | 〜300円 |
完全未使用 | 500円 | 〜200円 |
ヘゲエラーやケース入りになると数百円での買取になることもありますが、通常の裸の状態だと買取価格は額面程度が相場です。
ヘゲエラーとは
ヘゲエラーとは画像のように金属に膨れや剥がれがあるエラーの事です。昭和47年の札幌冬季オリンピック100円までは傾打エラーが何点か発見されていますが、昭和50年の沖縄博覧会記念100円や天皇陛下御在位記念100円では私が知る限り、シッカリ角度のついた傾打エラーは発見されていません。
ケースの種類
天皇陛下御在位記念100円白銅貨は当時、様々な業者から発売が行われたためケースにバリエーションがあります。ケース入りのものはケース無しに比べると若干高値で買い取ってもらえる傾向があります。
昭和天皇御在位50年記念100円硬貨まとめ
いかがだったでしょうか?在位50年記念硬貨自体の価値は乏しいですが、売却予定の古銭や記念硬貨の中にエラーコインが混ざっている場合は買取価格は高額となります。
エラー銭や珍しい硬貨をシッカリ鑑定してもらうためにも、街中のリサイクル店などでは無く、下記のような専門業者に査定してもらう事をオススメします。今回の記事が古銭の売却や換金の参考になりましたら幸いです。