おじさん

「自宅にある札幌オリンピック大会記念メダルはどれくらいで売れるかなぁ?」「祖父の遺品の中にあった札幌オリンピックメダルの価値はどれくらいかなぁ?」

今回は上記のようなご質問にお答えするため第11回札幌オリンピック冬季大会記念メダルの価値と買取相場について記載していきたいと思います。

札幌オリンピック記念メダルでは金やプラチナが素材として利用されているものがあり、10万円を超える高価買取になる事もあります。

札幌オリンピック金銀銅メダルセットの買取相場

画像は札幌オリンピックを記念して発行された金・銀・銅メダルセットです。製造は大蔵省造幣局でデザインは亀倉雄策氏、札幌オリンピック記念メダル協会より発売されました。

メダルの種類 重量 直径
金メダル(品位750) 約26.7g 13mm
銀メダル(品位925) 約18.0g 13mm
銅メダル 約15.3g 13mm

詳細は上記のようになっており、実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は9〜16万円程度、業者による買取価格は8〜14.5万円程度が相場となっています。

取引年 実勢価格 買取相場
2016年 〜100,000円 〜85,000円
2017年 〜110,000円 〜94000円
2018年 〜110,000円 〜94000円
2019年 〜105,000円 〜90,000円
2020年 〜160,000円 〜145,000円
地金価格と買取価格

戦後に発行された記念メダルは地金相場によって業者による買取価格が変動する傾向があります。2020年は金価格銀価格が高騰したため、業者による買取価格も高くなっております。

札幌オリンピック記念プラチナメダルの買取相場

札幌オリンピック記念プラチナメダル

第11回札幌オリンピック冬季大会記念プラチナメダルは先ほどの金銀銅メダルセットと同様に大蔵省造幣局によって製造されました。

品位 Pt1000(純プラチナ)
直径 30mm
重量 約36g

実勢価格や買取相場は下記のようになっており、貴金属(プラチナ)の品位が高く重量が重いため、金銀銅メダルセットよりも価値が高くなっています(業者による買取価格はプラチナ相場の影響を受けます。プラチナ価格が高い時に売却すれば査定価格も高くなる傾向があります)。

取引年 実勢価格 買取相場
2016年 〜160,000円 〜140,000円
2017年 〜160,000円 〜140,000円
2018年 〜140,000円 〜120,000円
2019年 〜130,000円 〜111,000円

岡本太郎デザインのメダルの買取相場

岡本太郎デザインの札幌オリンピック記念メダル

岡本太郎メダル

最後に取り上げるのは岡本太郎デザインの札幌オリンピック記念メダルです。このメダルは純銀メダル(上画像)の他にスーベニア記念メダル(下画像)が存在します。

デザインはどちらも表面に岡本太郎デザインのスキーヤーとスケーター、裏面にSAPPORO’72オリンピックの文字と五輪がデザインされています。

どのメダルも貴金属が使われているわけでは無いので価値はそれほど高くなく、買取価格は2000円以下が相場となっております。

種類 実勢価格 買取相場
純銀メダル 〜4,000円 〜2,000円
スーベニア記念金メダル 〜2,000円 〜1,000円
スーベニア記念銀メダル 〜1,800円 〜900円

札幌オリンピック記念メダルまとめ

いかがだったでしょうか?札幌オリンピック記念メダルは金やプラチナが使われている物で価値が高くなっており、10万円を超える買取になる事もあります。今回の記事が記念メダルの売却や換金の参考になりましたら幸いです。