おじさん

「祖父の遺品の中にあった日本万国博覧会記念メダルの価値はどれくらいかなぁ?売却したらどれくらいで買い取ってもらえるの?」

今回は上記のようなご質問にお答えするため日本万国博覧会(EXPO’70)記念メダルの価値と買取相場について記載していきたいと思います。

EXPO’70は歴史的なイベントだった事もあり様々なメダルが発売されています。中でも価値が高いのはプラチナメダルと18金メダル(金銀銅メダルセット)で高価買取が期待できます。

日本万国博覧会記念プラチナメダルの買取相場

日本万国博覧会記念プラチナメダル

1970年に発行されたEXPO’70プラチナメダルはパリの万国博国際事務局で決定された万国博統一シンボルマークの制定を記念して発行されました。

日本初の公式プラチナメダルで素材は純プラチナ(Pt100%)、重量は約27.1g、直径は約29mmとなっており、大蔵省造幣局で製造され、日本万国博記念メダル協会から発売されました。

実勢価格(業者に販売され実際に市場で取引された値段)は以前に比べると下落していますが、状態が良ければ8万円程度での買取も期待できます。

取引年 実勢価格 買取相場
2016年 〜140,000円 〜120,000円
2017年 〜120,000円 〜100,000円
2018年 〜120,000円 〜100,000円
2019年 〜100,000円 〜80,000円

日本万国博覧会記念 金銀銅メダルの買取相場

日本万国博覧会記念 金銀銅メダル

先ほどのプラチナメダルと同様にEXPO’70を記念して発行された金銀銅メダルセットです。各メダルの詳細は下記のようになっており、セットには18金のメダルが含まれています。

メダルの種類 重量 品位
金メダル 約13.5g 750/1000
銀メダル 約18.5g 925/1000
銅メダル 約16.0g
実勢価格や買取価格はここ数年横ばいとなっており、保管状態が良ければ4万円を超える金額での買取が期待できます。
取引年 実勢価格 買取相場
2016年 〜50,000円 〜40,000円
2017年 〜54,000円 〜44,000円
2018年 〜53,000円 〜43,000円
2019年 〜54,000円 〜44,000円

岡本太郎デザインメダルの買取相場

岡本太郎デザインのメダル

岡本太郎デザインのメダル

岡本太郎デザインの日本万国博覧会記念メダルは画像のように様々なタイプが存在します。今回取り上げた太陽の塔が描かれた2点のメダルの価値は下記のようになっており顔が描かれたメダルについては保管状態が良ければ2000円を超える買取になる事もあります。

メダルの種類 実勢価格 買取相場
上の画像 〜1,500円 〜600円
下の画像 〜5,000円 〜2,500円

パビリオン(PAVILION)観覧記念メダルの買取相場

パビリオン(PAVILION)観覧記念メダル

最後に取り上げるのはパビリオン(PAVILION)観覧記念メダルです。アメリカ館、オーストラリア館などが描かれた約3.6cmのメダルが40枚セットになっています。

実勢価格や買取価格は下記のようになっており、保管状態が良ければ5000円前後での買取になる事もあります。

取引年 実勢価格 買取相場
2016年 〜10,000円 〜7,000円
2017年 〜9,500円 〜6,500円
2018年 〜9,000円 〜6,000円
2019年 〜8,000円 〜5,000円

日本万国博覧会記念メダルまとめ

いかがだったでしょうか?日本万国博覧会は総入場者数6,000万人を超える歴史的なイベントだった事もあり様々なメダルが発行されています。

価値が高いのはプラチナメダルと金銀銅メダルセットとなっており、保管状態が良ければ高額査定も期待できます。今回の記事が記念メダルの売却や換金の参考になりましたら幸いです。