こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は昭和62年と昭和35年に発行された50円硬貨(白銅貨)の価値や相場について記載して行きたいと思います。
昭和62年の特年50円硬貨の価値
昭和62年(1987年)に発行された50円硬貨です。上記はプルーフですが通用貨(ミントステイト)の場合も他の年号に比べ昭和62年のものは高額で取引されています。
Y#81で重量4.00g、直径21mm、素材は銅とニッケル(白銅)、同一デザインのコインは昭和42年〜昭和63年にかけて発行され、特に希少価値が高い昭和62年のカタログ価格、発行枚数は下記の通りです。
古銭詳細 | 発行枚数 | 極美品 | 完全未使用 |
昭和62年 通用貨幣 | 545,000枚 | 6000円 | 8500円 |
昭和62年 プルーフ | 230,000枚 | 不明 | 10000円 |
昭和35年の特年50円硬貨の価値
昭和35年の50円です。昭和42年〜昭和63年に発行したものに比べ一回り大きい五十円玉となっておりデザインから菊50円貨とも呼ばれています。
Y#76で重量は5.00g、直径25mm、素材はニッケル、同一デザインのコインは昭和34年〜昭和41年まで発行され発行枚数が最も少ない昭和35年が最も希少価値が高くカタログ価格は下記のようになっております。
古銭詳細 | 発行枚数 | 極美品 | 完全未使用 |
昭和35年 通用貨幣 | 6,000,000枚 | 2250円 | 5000円 |
昭和62年と昭和35年の50円硬貨の実勢価格
昭和62年と昭和35年の50円硬貨の実勢価格(実際に市場で取引される金額)は下記のようになっております。昭和62年、昭和35年共に状態の良いもの(完全未使用など)はカタログ価格より高額で取引されており、高額買取が期待できます。
業者所在 | 古銭詳細 | 取引価格 |
---|---|---|
新潟県 | 昭和35年 完全未使用+ | 34000円 |
石川県 | 昭和35年 完全未使用 | 24000円 |
宮崎県 | 昭和35年 完全未使用− | 17000円 |
東京都 | 昭和35年 美品〜極美品 | 300円 |
神奈川県 | 昭和62年 完全未使用+ | 20000円 |
大阪府 | 昭和62年 プルーフ 完全未使用+ | 14000円 |
兵庫県 | 昭和62年 完全未使用+ | 12000円 |
希少価値のある50円玉まとめ
いかがだったでしょうか?50円硬貨は状態によって価値が大幅に異なり完全未使用だと1枚3万円を超える金額で取引される事がありますが、美品や極美品の場合、特年だとしても数百円の価値しかありません(特年以外だと額面価値程度)。今回の記事が古銭の買取査定の参考になりましたら幸いです。