こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は昭和20年と昭和21年に発行された稲10銭アルミ貨のなかで価値が高いものについて記載して行きたいと思います。

稲10銭アルミ貨は価値が低いことで有名ですが実は同様のデザインでものすごく価値があるものが存在します。

昭和20年と昭和21年の稲10銭アルミ貨の価値

アルミ貨

価値が低いことで知られている稲10銭アルミ貨です(直径22mm、品位アルミ1000、量目1g)。昭和20年と昭和21年を合わせたそう発行枚数は237,590,000枚と膨大なため価値が低く、業者による買取価格は数円〜数十円が相場です。

価値が高い稲10銭貨幣

価値が高い稲10銭貨幣です。先ほどのアルミ貨幣と異なり素材が真鍮となっています(真鍮とは銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上のものです。日本で現在使われている5円玉の素材が真鍮です)。

表面に「見本」の文字が打刻してあり見本貨幣(試鋳貨)であることが伺えます。2018年に海外で45万円ほどで取引されており高価買い取りが期待できます。

さらに価値が高い稲10銭貨幣

稲10銭貨幣

さらに価値が高い稲10銭貨幣です。素材は真鍮ですが、表面に見本の打刻がありません。こちらは2011年に120万円ほどで取引されており、100万円を超える買取価格になる可能性もあります。

このように価値が低い昭和20年、昭和21年のアルミ貨幣でも実は素材が真鍮で価値があるという可能性がありますので専門店に査定してもらうことが重要です。今回の記事が古銭の売却や換金の参考になりましたら幸いです。