こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は江戸期の発行、鋳造された二分金(二分判金)の相場と価値について書いて行きたいと思います。

明治二分金の価値

明治二分金
貨幣司二分判(明治二分金)です。明治元年の1868年〜1869年まで鋳造された古銭で鋳造期間は短いです。C#21d、重量3.00g、金と銀の比率は22.3%:77.7%と銀の方が比率が高く実際には金貨ではありません。カタログ価格や市場価格は下記のようになっており、鋳造期間が短い割には希少性はそこまで高くありません。贋作(偽物)もありますが重量を計測すれば判別できるケースが多く重量が0.25g以上異なる場合は殆ど贋作です。

取引日 古銭詳細 カタログ価格 取引価格
2016年 極美品 95USD(約1.1万円) 0.7万円
2017年 美品 65USD(約0.75万円) 0.45万円
2016年 並品 55USD(約0.6万円) 0.4万円

取引価格は上記のようになっており、まとめ売りされるケースも多々有りますが一枚当たりの市場価格は4000円〜5000円程度です。そのため買い取り価格は2000円〜3000円程度が相場です。

万延二分金の価値

万延二分金

1860年(万延元年)に発行された古銭で万延に発行された2分金は2種類(C#21c.1、C#21c.2)が存在します。重量は3g、金品位は金:銀=22%:77%、取引値やカタログ価格は下記のように高額です。

取引日 古銭詳細 カタログ価格 取引価格
2016年 準未使用 不明 5万円
2016年 極美品 700USD(約8万円) 6万円
2016年 美品 500USD(約6万円) 5万円

万延二分金は贋作(偽物)も数多くありますので注意が必要です。どちらのタイプ(C#21c.1、C#21c.2)も重量は3gとなっておりますので重量を計測することで真贋を見極めることができます(精巧な贋作では重量も同一のケースがありますのでそういった品については専門家に鑑定してもらいましょう)。買い取りの場合、極美品で2.5〜4万円程度が相場だと思います。

安政二分金の価値

安政二分判

安政3年の1856年から1860年まで鋳造された安政二分判(安政二分金)です。C#21bで重量は5.62g、サイズは21×13mm、金と銀の比率は20.9%:79.1%、発行枚数7103200枚、取引値やカタログ価格については下記の通りです。

取引日 古銭詳細 カタログ価格 取引価格
2017年 極美品 180USD(約2万円) 1.7万円
2017年 美品 130USD(約1.5万円) 1.3万円
2016年 並品 100USD(約1.1万円) 0.9万円

買い取り価格は極美品で1万円前後、美品で5000円〜7000円、並品で5000円前後だと思われます。もっともよく見かける二分金で他と比べると価値があまり高くありません。

草文二分金の価値

草文二分金(草文二分判)

草文二分金(草文二分判、草字二分金)は文政11年の1828年から1832年にかけて発行された古銭です。C#21aで発行枚数は400万枚、サイズは23×14mm、重量6.56g、金と銀の比率は49%:51%となっています。発行枚数の少なさと金の量から市場価格とカタログ価格は下記のように高額です。

取引日 古銭詳細 カタログ価格 取引価格
2017年 美品 420USD(約4.8万円) 3.8万円
2017年 並品 350USD(約4万円) 3万円

真文二分判金の価値

真文二分判金

文政元年の1818年〜1828年に発行、鋳造された真文二分金です。C#21で重量は6.52g、サイズは23×14mm、発行枚数は約600万枚となっており裏には楷書体の「文」字が刻まれているため真字二分金(しんじにぶきん)とも呼ばれています。市場価格やカタログ価格は下記のようになっており、同じ文政に発行された草文二分金同様、高額です。

 取引日 古銭詳細 カタログ価格 取引価格
2014年 極美品  700USD(約8万円) 4.8万円
2017年 美品  550USD(約6万円)  4.5万円
2017年 並品  400USD(約4.6万円)  3万円

カタログ価格に比べると安価な値段で取引されています。買い取り価格は美品で3〜3.5万円、並品で1.5〜2.5万円程度でしょう!こちらも贋作(偽物)が数多く出回っていますが重量を計測することで真贋の判別ができるケースが殆どです。