こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成30年に発行された東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セット(第一次発行分)の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
東京2020オリンピック競技大会記念一万円金貨
平成30年銘の東京2020オリンピック一万円金貨は第一次発行分として販売されました。直径26mmで量目は15.6g、表面には「流鏑馬と心技体」裏面には「東京2020オリンピック競技大会エンブレム」が描かれています。
プルーフ1万円金貨の詳細
造幣局販売価格 | 120,000円 |
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販売数量 | 40,000枚 |
量目 | 15.6g |
直径 | 26.0mm |
品位 | 金1000 |
販売方法 | 通信販売 |
木製ケース
今回紹介する1万円金貨は画像のような木製ケースに収められています。この木製ケースには磁石がついており、ケースを組み替えることにより、記念硬貨を飾ることができます。
東京オリンピック金貨(第一次発行分)の買取相場
東京2020オリンピック競技大会記念プルーフ1万円金貨(流鏑馬と心技体)は近年発行された記念硬貨のため今後、市場での取引価格が変動する可能性があります。
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
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2018年 | 〜145,000円 | 〜130,000円 |
2019年 | 〜140,000円 | 〜125,000円 |
2020年 | 〜200,000円 | 〜155,000円 |
2021年 | 〜180,000円 | 〜140,000円 |
2022年 | 〜155,000円 | 〜130,000円 |
私が調べた直近の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)や買取相場は上記のようになっております。
2020年が最も取引価格が高くなっており、業者による買取価格も15万円を超えることがありました。
以前と比べると取引価格は落ちていますが、現在でも保管状態や売却時期が良ければ当時の造幣局販売価格(12万円)よりも高額で買い取ってもらうことができます。
東京オリンピック1万円金貨は品位が高いことから金の地金相場が高騰すれば買取価格も上昇する可能性が高いです。
量目(重量)は15.6gとなっており、2022年8月現在の金価格(1g=7,600円程度)で計算すると地金の価値は約118,500円となります。もし「1g=10,000円」まで金価格が高騰した場合、地金の価値だけで156,000円となりますので業者による買取価格は現在よりも高くなるでしょう。
東京オリンピック10000円金貨(流鏑馬)まとめ
いかがだったでしょうか?東京オリンピック1万円金貨(一次発行分)は近年発行されたものなので骨董(アンティーク)としての価値はありません。
しかし、発行枚数が少ないためプレミアムの価値が付いており、保管状態が良ければ造幣局販売価格よりも高値での査定になるケースもあります。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。