こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は2007年(平成19年)11月1日に発行された「ユニバーサル技能五輪国際大会記念1000円銀貨幣プルーフ貨幣セット」と「ユニバーサル技能貨幣発行記念純銀メダル」の価値と買取相場について記載していきたいと思います。

ユニバーサル技能五輪国際大会記念千円銀貨の詳細

ユニバーサル技能五輪銀貨

画像は平成19年(2007年)に発行されたユニバーサル技能五輪記念1000円銀貨です。2007年ユニバーサル技能五輪国際大会とは、2007年11月14日から11月21日にかけて静岡県静岡市及び沼津市で第39回技能五輪国際大会と第7回国際アビリンピックを同時開催した大会の総称です。

記念硬貨の表面には交差する虹と2007年ユニバーサル技能五輪国際大会のエンブレムがカラーでデザインされ、裏面中央には静岡県開催に因み富士山がデザインされています。

図柄(表) 虹と大会シンボルマーク
図柄(裏) 富士山
年号銘 平成19年
素材
品位 純銀(銀1000)
量目 31.1g
直径 40mm
販売数 8万枚
造幣局販売価格 6,000円
カタログ価格 8,000円
プレミアム型の記念貨幣

このユニバーサル技能五輪記念千円銀貨は製造費用が額面価格を超えることから製造費用を下回らない範囲で価格付けされたプレミアム型の記念貨幣となっております。

ユニバーサル技能五輪1000円銀貨の買取相場

下記は私が調べた2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念1000円銀貨幣プルーフ貨幣セットの実勢価格と買取相場の推移です。

取引年 実勢価格 買取相場
2018年 〜5,000円 〜2,500円
2019年 〜4,500円 〜2,000円
2020年 〜6,500円 〜3,000円
2021年 〜5,500円 〜2,500円
2022年 〜5,000円 〜2,500円

2010年頃は8,000円以上での売買も散見されましたが、近年の取引価格(実勢価格)は5000円程度が上限となっています。

業者による買取価格も発売当初と比べると大幅に下落しており2,500円程度が相場の上限となっております。

記念硬貨の買取業者

記念硬貨の買取業者については「古銭の買取業者を比較」で紹介しています。骨董としての価値が高い金貨や銀貨の場合、業者によって買取価格に大きな差が出る事がありますが、価値の低い記念硬貨の場合、業者による買取価格の差は殆どない事が多くなっています。

ユニバーサル技能貨幣発行記念純銀メダルの詳細

純銀メダル

画像は2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念貨幣の発行を記念し発行された純銀メダルです。

純銀メダルなので銀価格の変動によって業者による買取価格(査定価格)が大きく変わる事が知られています。

品位 純銀
直径 60mm
量目 約160g
仕上げ 銀いぶし仕上、カラー印刷
発行 造幣局
販売数 1万枚
造幣局販売価格 21,000円

ユニバーサル技能五輪 純銀メダルの買取相場

ユニバーサル技能五輪国際大会貨幣発行記念メダルの実勢価格と買取相場の推移は下記の通りです。

取引年 実勢価格 買取相場
2018年 〜11,000円 〜8,500円
2019年 〜10,000円 〜8,000円
2020年 〜18,500円 〜14,500円
2021年 〜18,000円 〜14,000円
2022年 〜16,500円 〜13,500円

銀価格が高騰した2020年から業者による買取価格(査定価格)も大幅に上昇しました。

近年の業者による買取価格は地金価格に連動しており、最低でも地金価格程度ので買取は期待できます(残念ながらコレクターが少ないためプレミアムの価値が付いて買い取られる事は殆どありません)。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。