こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は支那事変記念 造幣局製メダルの価値と買取価格について記載していきたいと思います。
支那事変記念メダルは戦前の古いメダルということもあり価値が高く、保管状態が良ければ高価買取が期待できます。
支那事変記念章牌メダルの買取価格
画像は造幣局製造の昭和12年 支那事変記念章牌 記念メダルです。図柄の説明文には「勇猛果敢なる我が海軍の将兵が上海を中心に奮闘する有様を現はしたるものなり」「我が陸軍の精鋭が北支の戦線に不滅の武動を立て進撃する有志を表したものなり」とあり、どちらも青銅製となっています。
直径は共に約5.5cmで、重量は約87.5gと約80g、青銅なので金とは異なり貴金属としての価値は低いですが骨董品としての価値があり、実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)や買取価格は下記のように高額となっています。
取引年 | 実勢価格 | 買取価格 |
---|---|---|
2016年 | 〜80,000円 | 〜65,000円 |
2017年 | 〜81,000円 | 〜66,000円 |
2018年 | 〜70,000円 | 〜56,000円 |
2019年 | 〜70,000円 | 〜56,000円 |
丸山輝部隊のメダルの買取価格
戦前のものなので詳細は不明ですが支那事変記念章牌メダルの海軍が描かれている物とほぼ同一の図柄が採用されている丸山輝部隊記念メダルが存在します(図柄が若干異なると共に丸山輝部隊などの文言が記載されています)。
市場に出回ることは非常に少なく価値が高いため状態の良い共箱(ケース)付きならば実勢価格「〜85,000円程度」買取価格「〜68,000円程度」と価値が高くなっています。
支那事変記念 造幣局製メダルまとめ
いかがだったでしょうか?古いものなので保管状態によって価値は異なり、メダル自体は黒ずんでいない物の方が買取価格が高くなる傾向があります。
また、近年発行された金メダルなどとは異なり、共箱自体にも骨董としての価値があるため、共箱が付属していない場合は買取価格が1万円以上下落してしまう事もあります。今回の記事が記念メダルの売却や換金の参考になりましたら幸いです。