こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成9年と平成10年に発行された長野オリンピック記念500円硬貨と5000円銀貨の価値と相場について記載していきたいと思います。なお、長野オリンピック記念1万円金貨につきましては「長野オリンピック10000円金貨の価値」で掲載しています。
平成9年・平成10年発行の500円硬貨の価値
長野オリンピックを記念して発行された五百円白銅貨です。デザインは上記のようにスノーボード、ボブスレー、スキーの3種類のデザインがあり重量7.2g、直径26.5mm、素材白銅(銅とニッケル)、カタログ価格や発行枚数は下記の通りです。
古銭詳細 | 発行枚数 | 完全未使用 |
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平成9年 スノボ 通常貨 | 19,867,000枚 | 1500円 |
平成9年 スノボ プルーフ | 133,000枚 | 3500円 |
平成9年 ボブスレー 通常貨 | 19,867,000枚 | 1500円 |
平成9年 ボブスレー プルーフ | 133,000枚 | 3500円 |
平成10年 スキー 通常貨 | 19,867,000枚 | 1500円 |
平成10年 スキー プルーフ | 133,000枚 | 3500円 |
どのデザインも発行枚数は合計で2000万枚となっており、希少性は高くありません。ただ、下記のようなプルーフ(鏡面の輝きのあるコイン)については発行枚数133,000枚となっており通常貨に比べて希少性が高いです。
実際に市場で取引されている値段としては状態(グレード)にもよりますがプルーフ以外の通常貨で600円〜700円、プルーフの場合1500円〜2500円程度の価格となっておりカタログ価格と比べると安価で取引されています。
平成9年・平成10年発行の5000円硬貨の価値
長野オリンピックを記念して発行された五千円銀貨です。デザインは上記のようにアイスホッケー、バイアスロン、パラリンピックスキーの3種類のデザインがあり重量15g、直径30mm、素材銀(品位92.5%)、カタログ価格や発行枚数は下記の通りです。
古銭詳細 | 発行枚数 | 完全未使用 |
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平成9年 アイスホッケー 通常貨 | 4,867,000枚 | 7000円 |
平成9年 アイスホッケー プルーフ | 133,000枚 | 12000円 |
平成9年 バイアスロン 通常貨 | 4,867,000枚 | 7000円 |
平成9年 バイアスロン プルーフ | 133,000枚 | 12000円 |
平成10年 パラリンピックスキー 通常貨 | 4,867,000枚 | 7000円 |
平成10年 パラリンピックスキー プルーフ | 133,000枚 | 12000円 |
こちらも長野オリンピック500円硬貨同様にカタログ価格に比べ実勢価格(実際に市場で取引される値段)は低く、通常貨幣で6000円程度、プルーフでも7000円程度が相場となっております。
まとめ
いかがだったでしょうか?近年に発行された古銭でも「100万円の価値がある5円玉」「100万円の価値がある一円玉」などで取り上げた試鋳貨(見本貨幣)の場合、100万円前後の価値がありますが、残念ながら長野オリンピック硬貨ではそのような希少性の高いものはありません。
ただ、価値が低い古銭だとしても数が集まれば大きな金額となりますので気になる古銭がありましたら専門家に査定してもらうと良いでしょう!今回の記事が古銭の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。