こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は明治6年〜明治25年まで発行された竜一銭銅貨の価値と相場について記載していきたいと思います。
明治初期の1銭硬貨の価値と相場
明治初期に発行された竜1銭銅貨です。Y#17で重量7.13g、素材銅、直径27.9mmとなっており、カタログ価格や発行枚数は下記の通りです。
古銭詳細 | 発行枚数 | 極美品 | 未使用 |
---|---|---|---|
明治6年 | 1,301,486枚 | 3500円 | 30000円 |
明治7年 | 25,564,953枚 | 2400円 | 25000円 |
明治8年 | 32,832,038枚 | 1200円 | 17500円 |
明治9年 | 38,048,906枚 | 1200円 | 17500円 |
明治10年 | 98,041,824枚 | 1200円 | 17500円 |
明治13年 | 33,947,810枚 | 1200円 | 15000円 |
明治14年 | 16,123,612枚 | 1500円 | 20000円 |
明治14年(大四) | 上記に含まれる | 20000円 | 40000円 |
明治15年 | 19,150,666枚 | 1200円 | 15000円 |
明治16年 | 47,613,017枚 | 1200円 | 13000円 |
明治17年 | 53,702,768枚 | 1200円 | 13000円 |
明治18年 | 46,846,352枚 | 1200円 | 13000円 |
明治19年 | 26,886,198枚 | 1200円 | 13000円 |
明治20年 | 22,249,580枚 | 1200円 | 13000円 |
明治21年 | 25,864,939枚 | 1200円 | 12000円 |
明治25年 | 不明 | 不明 | 不明 |
価値が高いのは明治14年の大四竜1銭銅貨で実勢価格もカタログ価格同様に高額となっています。大四と通常の四の見分け方が難しいのですが見分けについては下記が参考になります。
大四竜1銭銅貨の見分け方
(画像引用元:http://dou-ka.com/)
大四竜1銭銅貨の見分け方については参考になるwebサイトがありましたので画像などを中心に引用させていただきます。上が通常の「四」で下が「大四」です。
(画像引用元:http://dou-ka.com/)
明治初期の一銭硬貨の価値と相場まとめ
業者所在 | 古銭詳細 | 取引価格 |
---|---|---|
愛知県 | 明治14年(大四) 未使用 | 40000円 |
東京都 | 明治14年(大四) 準未使用 | 21500円 |
いかがだったでしょうか?一般的に大四一銭銅貨は上記のような金額で市場にて取引されておりカタログ価格同等レベルが相場のようです。他の年号については未使用以外は価値が低くなっておりますが枚数が集まればかなりの金額となります。今回の記事が古銭の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。