こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は地方貨幣の中でも人気が高い加賀南鐐銀の価値と買取相場について記載していきたいと思います。
加賀南鐐銀は日本で最初に鋳造された一分銀と言われており、高額査定・高価買取が期待できます。
加賀南鐐銀の詳細
画像は江戸時代初期の頃に鋳造された加賀南鐐一分銀です。当時、加賀藩は独自の通貨を発行していましたが、一貫した貨幣制度を整備するまでには至らず、流通も限られたものでした。
国内最古の一分銀と言われており、発行枚数・現存数が少ないため価値が非常に高くなっております。
加賀南鐐銀の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | 加賀南鐐銀(加賀南鐐一分銀) |
種類 | 地方貨幣(領国貨幣) |
額面 | 一分 |
量目 | 約3.5g |
日本のカタログ価格
極美品(上) | 美品(中) | 並品(下) |
---|---|---|
800,000円 | 600,000円 | 400,000円 |
加賀南鐐銀の買取相場
下記は私が調べた加賀南鐐銀の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取相場です(実勢価格・買取相場は2022年に最新情報に更新しました)。
古銭詳細 | 実勢価格 | 買取相場 |
---|---|---|
美品 鑑定書付 | 295,000円 | 250,000円 |
美品 鑑定書付 | 280,000円 | 240,000円 |
日本のカタログ価格と比べると価値は低いですが、市場では美品でも30万円前後の値が付きます。
業者による買取価格は実勢価格の7割〜8.5割程度が期待できるため、20万円を超える高額査定も十分期待できます。
加賀南鐐一分銀まとめ
いかがだったでしょうか?加賀南鐐一分銀は加賀百万石の銀貨として有名で、コレクターの間でも人気があります。
価値が高い古銭なので扱うときは手袋等を使用して、皮脂の付着による劣化を防ぐようにしましょう。今回の記事が古銭の売却や換金の参考になりましたら幸いです。