こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は文政丁銀の相場や価値について書いていきたいと思います。私も以前、実家の蔵を掃除していた時に天保通宝と一緒に出てきた丁銀を売ったことがあります。当時は古銭に詳しくなかったので変なナマコ型の石ころぐらいの感覚だったのですが1点一万円を超える高額な金額で買い取ってもらいました!!
文政丁銀の価値
文政3年の1820年から1837年まで作成された丁銀で「文」の字が打たれています。欧米のアンティークコインと異なり、完成度が低く、タイプの異なるものが多数あります。銀の品位は0.36でカタログ番号はC#9a、ナマコ型のもの以外にも円形に近いものや穴が空いた丁銀もあります。
文政丁銀の相場
文政丁銀も他の丁銀、豆板銀同様に贋作(偽物)の制作が容易なためアジアを中心とした地域で贋作(偽物)、レプリカが多数作られており、注意が必要です。ヨーロッパのアンティークコインなどの場合は重量を計測することで真贋の判別がつくことが多いのですが丁銀は1点1点重量が異なるため重さを測っただけでは判別がつきません。そのため、古銭に詳しくない場合は専門家に査定(鑑定)してもらったほうがいいでしょう!
取引日 | 取引国 | 古銭詳細 | 取引価格 |
2011年 | 米国 | C#9、重量172.3g、美品 | 690USD(約8万円) |
2004年 | 米国 | C#.9a、重量143.5g、美品 | 431USD(約5万円) |
2017年 | 日本 | 219g、美品 | 10万円 |
2017年 | 日本 | 192.9g、美品 | 5.6万円 |
2016年 | 日本 | 157g、美品 | 5.3万円 |
国内、海外などは本物が上記のような金額で売買価格されています。ただ、美品以上の状態のものは少なく、一般的に蔵などで見つかるものは並品以下の状態のものが殆どで1点当たりの市場価格は本物の場合0.5万円〜2万円程度、買取の場合、0.25万円〜1万円程度のケースが殆どです。