こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成6年に発行された第12回アジア競技大会記念500円白銅貨の買取価格や査定相場について記載していきたいと思います。
この記念硬貨では発行枚数の少ないプルーフや純銀メダルが存在し若干ですがプレミアムの価値が付いています。
第12回アジア競技大会記念500円白銅貨の詳細
画像は平成6年9月27日に発行された第12回アジア競技大会記念500円白銅貨です。表面には画像のように「走る」「泳ぐ」「跳ぶ」の三種類の図柄がデザインされています。
裏面は共通デザインで「シンボルマークと紅葉」と「「THE 12th ASIAN GAMES HIROSHIMA 1994」の文言となっており、直径などの詳細は下記の通りです。
500円硬貨の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
発行日 | 平成6年9月27日 |
直径 | 26.5mm |
品位 | 銅750/ニッケル250 |
量目(重さ) | 7.2g |
発行枚数(走る) | 10,000,000枚 |
発行枚数(泳ぐ) | 10,000,000枚 |
発行枚数(跳ぶ) | 10,000,000枚 |
プルーフ | 各100,000枚 |
日本のカタログ価格
デザイン | 完全未使用 | 未使用 |
---|---|---|
走る | 1,500円 | 1,000円 |
泳ぐ | 1,500円 | 1,000円 |
跳ぶ | 1,500円 | 1,000円 |
貨幣セット(プルーフ)と純銀メダルの詳細
この競技大会記念500円硬貨では先ほど紹介した通常貨(ミントステイト)以外に、下記のような記念貨貨幣セット(プルーフ)や貨幣発行記念純銀メダルが存在します。
画像は第12回アジア競技大会記念プルーフ500円白銅貨(プルーフ貨幣セット)です。
3種セットとなっており、デザインは通常貨(ミントステイト)と同様ですが、鏡面状の輝きがあるプルーフ仕上げとなっています。
発行枚数は各100,000枚と少ないため、額面と比べプレミアムの価値が付いています。
画像は500円記念貨幣の発行を記念して作成された純銀メダル(記念貨幣発行記念メダル)です。
直径約32mm、量目約21gとなっており、通常発行される記念メダルと比べると小ぶりなサイズとなっています。
業者による査定では骨董というよりも地金(銀)として評価されることが一般的となっており、銀相場次第で買取価格が変動します。
500円白銅貨や純銀メダルの買取価格・査定相場
下記は私が調べた第12回アジア競技大会記念500円白銅貨や純銀メダルの実勢価格(業者が販売し中古品市場で実際に取引された価格)と買取相場です。
記念硬貨詳細 | 実勢価格 | 買取相場 |
---|---|---|
通常貨(単体) | 800円 | 〜550円 |
プルーフ(3種セット) | 3,000円 | 〜2,200円 |
純銀メダル(3種セット) | 6,000円〜11,000円 | 3,000〜6,000円 |
通常貨(ミントステイト)は発行枚数が各9,900,000枚もあるため、プレミアムの価値は乏しく業者による買取価格(査定価格)は額面程度が相場となっています。
プルーフは発行枚数が100,000枚と少ないため通常貨と比べると価値が高く、3種セット(3枚セット)で1,600円〜2,200円程度での査定が期待できます。
純銀メダルは合計の量目が約63gとなっており、銀価格次第では5,000円を超える買取も期待できます(2022年の時点で銀価格は1g=90円前後になっており買取価格は以前と比べて上昇しています)。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。