こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は1975年から1977年にかけて日本貨幣商協同組合から発行された国際貨幣まつり記念銅メダルの価値と買取価格について記載して行きたいと思います。

このメダルは金やプラチナなどの貴金属が使われているわけでは無いので価値は高くありませんが、第三回については発行枚数が950枚と少ないため、相対的な買取価格は高くなっています。

第1回 国際貨幣まつり記念銅メダルの買取価格

第1回 国際貨幣まつり記念メダル

画像は1975年(昭和50年)に発行された第1回国際貨幣まつり記念銅メダルです。造幣局泉友会が製造し、日本貨幣商協同組合が発行したもので、当時の販売価格は5500円でした。

表面には「札幌冬季オリンピック100円硬貨」「日本万国博覧会記念100円硬貨」「東京オリンピック1000円銀貨」などがデザインされており、詳細は下記の通りです。珍しい銅メダルですが実勢価格が低いため、業者による買取価格は800円以下が相場となっております。

販売価格 5,500円
発行枚数 5,030枚
直径 50mm
重量 80g
実勢価格 〜2,000円
買取価格 〜800円
実勢価格とは?

実勢価格とは業者が販売を行い、実際に市場で取引された値段のことです。買取業者は実勢価格を元に古銭やメダルの査定を行い買取価格を決めます。

具体的な買取価格

このメダルは私や友人のコレクターが2015年と2017年に売却をした事があります。丁寧に保管していたものなので状態は悪くなかったのですが、査定価格はどちらも500円でした。発行枚数は少ないのですがコレクターも少なく、人気が無いため、買取価格は残念ながら高くありません。

第2回 国際貨幣まつり記念銅メダルの買取価格

第2回 国際貨幣まつり記念メダル

第2回 国際貨幣まつり記念メダルでは第1回と異なりデザインが和同開珎になりました。詳細は下記の通りで、発行枚数が少なく、当時の販売価格が高いことから業者による買取価格も若干高い傾向があります。

販売価格 9,000円
発行枚数 2,000枚
直径 50mm
重量 75g
実勢価格 〜3,000円
買取価格 〜1,000円
具体的な買取価格

このメダルは友人のコレクターが2017年に業者へ売却したことがあります。当時の査定価格は第1回に比べると若干高く600円でした。実勢価格の上限が3000円程度のため、査定価格は1000円以下が相場です。

第3回 国際貨幣まつり記念銅メダルの買取価格

第3回 国際貨幣まつり記念銅メダル

1977年(昭和52年)の第3回国際貨幣まつり記念メダルはこれまでの「国際貨幣まつりメダル」と異なり、古銭や記念硬貨ではなく、コインの入った袋が表面にデザインされています。

当時の販売価格は2万円と高く、発行枚数も950枚と少なくなっています。そのため、国際貨幣まつり銅メダルの中では最も価値が高く1000円を超える金額での買取も期待できます。

販売価格 20,000円
発行枚数 950枚
直径 50mm
重量 80g
実勢価格 〜4,000円
買取価格 〜1,600円

国際貨幣まつり記念銅メダルまとめ

いかがだったでしょうか?近年の国際貨幣まつりでは純銀メダルが発売されていますが第1回〜第3回では銅メダルが発売されていました。

価値は高くありませんが、換金はできますので売却を検討中でしたら専門業者に相談すると良いでしょう!今回の記事が記念メダルの売却や換金の参考になりましたら幸いです。