自宅にある秋田県1000円銀貨や500円バイカラークラッド貨を売りたいんだけど、どれくらいの金額で買い取ってくれるのかなぁ?
どちらも近年発行された記念硬貨なので骨董(アンティーク)としての価値はありませんが、買取価格は額面を超えています。
秋田県プルーフ千円銀貨幣の詳細
画像の秋田県1000円銀貨幣プルーフ貨幣セットは平成20年から発行された地方自治法施行60周年記念千円銀貨幣の第19弾です。
この記念貨幣は製造費用が額面価格を超えることから、製造費用及び額面価格を下回らない範囲の価格で、造幣局が販売するプレミアム型のカラーコインとなっております。
他の地方自治法施行60周年記念千円銀貨幣と同様に販売数量は10万セットと多いので価値はそれほど高くありませんが、日本のカタログ価格は下記のように当時の造幣局販売価格より高くなっています。
詳細 | 販売価格 | カタログ価格 |
---|---|---|
Aセット | 6,000円 | 12,000円 |
Bセット | 7,800円 | 15,000円 |
Cセット | 7,400円 | 14,000円 |
秋田県1000円銀貨幣の価値と買取相場
カタログ価格はAセット(単体セット)、Bセット(単体セット+記念切手入り特製ケース)、Cセット(単体セット+特製ケース)、全てで10,000円を超えていました。
しかし、実際の市場で取引される値段(実勢価格)は、ABCセットで価格差は殆どありません。また、価値はカタログ価格ほど高くなく、私が調べたここ数年の実勢価格や買取価格の推移は下記のようになっています。
取引年 | 実勢価格 | 買取価格 |
---|---|---|
2016年 | 〜7000円 | 〜4000円 |
2017年 | 〜6000円 | 〜3000円 |
2018年 | 〜5500円 | 〜2800円 |
2019年 | 〜5000円 | 〜2500円 |
2020年 | 〜4500円 | 〜2300円 |
2021年 | 〜5000円 | 〜2500円 |
2022年 | 〜4500円 | 〜2300円 |
買取価格は年々下落傾向となっており、業者による買取価格は1800円から3000円程度が相場です。具体的な買取価格としては友人のコレクターがAセットを2018年に売却した時の査定額は2500円でした。また、私が別の業者に2017年にAセットを売却した時の査定額は2600円でした。
実勢価格(業者が販売し実際に取引された値段)や買取相場は「国内オークション」「海外オークション」「オークファン」「知人の実店舗業者」「知人のネット販売業者」などの売買データを元に作成しています。
秋田県500円バイカラークラッド貨の買取相場
秋田県500円バイカラークラッド貨は先ほどの1000円銀貨と同様に地方自治法施行60周年を記念して発行されました。日本のカタログ価格は「プルーフ=5000円」などと高いのですが、こちらも実勢価格が低いため買取価格は高くありません。
私が調べたここ数年の買取相場は下記のようになっており、額面越えの買取は期待できますが、プルーフだとしても1000円程度が買取価格の上限となっています。
種類 | 実勢価格 | 買取価格 |
---|---|---|
ABCセット | 〜2,000円 | 〜1,000円 |
プルーフ | 〜1,500円 | 〜800円 |
秋田県1000円銀貨と500円硬貨の価値まとめ
いかがだったでしょうか?秋田県に関連する硬貨としては今回取り上げた記念コイン以外にも秋田鍔銭や當五十(久二五十)、當百(久二當百)など珍しい古銭(幕末の地方貨幣)が発行されています。
1000円銀貨や500円バイカラークラッド貨の価値はそれほど高くありませんが、現在でも額面越えの買取となりますので、換金を検討中でしたら下記のような専門業者に相談すると良いでしょう。