国際連合加盟50周年記念1000円銀貨と純銀メダルの価値と買取相場

こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成18年11月20日発行の国際連合加盟50周年記念1000円銀貨幣プルーフ貨幣セットと純銀メダルの価値と買取相場について記載していきたいと思います。

国際連合加盟50周年記念1000円銀貨の詳細

画像は日本の国連加盟50年を記念して発行された国際連合加盟50周年記念1000円銀貨幣プルーフ貨幣セットです。

表面には「地球と桜花」、裏面には「国際連合の紋章」が描かれており、表面は愛・地球博1000円銀貨とデザインが似ています。

図柄(表)	地球と桜花
図柄(裏)	国際連合の紋章(エンブレム)
年号銘	平成18年
額面	1000円(千円)
素材	銀
品位	純銀(銀1000)
量目	31.1g
直径	40mm
エッジ	斜めギザ
発行枚数	7万枚
造幣局販売価格	6,000円
カタログ価格	15,000円(下落傾向)

プレミアム貨幣

国連加盟50年記念1000円銀貨はプレミアム貨幣として発行されました。プレミアム貨幣とは、通常使用される貨幣の素材（銅、アルミニウムなどの金属）とは異なり、その素材に金や銀などの貴金属が含まれる為、製造費用が額面価格を超える貨幣のことです。このような理由により近年発行される記念硬貨の造幣局販売価格は額面価格よりも高額となっています。

国際連合加盟50周年千円銀貨の買取相場

下記は私が調べた国際連合加盟50周年記念千円銀貨幣プルーフ貨幣セットの実勢価格と買取価格の推移です。

取引年	実勢価格	買取相場
2018年	〜7,800円	〜3,500円
2019年	〜7,000円	〜3,500円
2020年	〜9,000円	〜4,000円
2021年	〜6,500円	〜3,000円
2022年	〜6,000円	〜3,000円

発売当初の平成19年や平成20年頃は造幣局販売価格(6,000円)を超える金額での買取(査定)が期待できましたが、近年は取引価格が大幅に下落しており、業者による買取価格は3,000円程度が相場の上限となっております。

エラーコインの買取相場

国連加盟50年千円銀貨

画像は国連加盟50年1,000円銀貨のエラーコインです。

画像だと少しわかりにくいのですが、貨幣全体に凹凸があり、カラー面が凹んで、国連柄面が凸となっています。

2014年に5万円で取引が行われておりますので、同様の珍しいエラーならば数万円での買取(査定)も期待できます。

このような珍しいエラーコインについては買取価格が高くなる傾向がありますので複数業者に査定してもらった方がいいでしょう。

国際連合加盟50周年記念貨幣発行記念メダルの詳細

画像は国際連合加盟50周年記念千円銀貨幣の発行を記念し製作された純銀メダルです。

中央に国際連合加盟50周年記念千円銀貨幣のデザインを配し、その周囲にリボンで結ばれたオリーブの枝と、国際連合加盟50周年にちなみ平和の象徴である鳩が5羽はばたいている様子を図案化しています。

図柄(表)	アマミノクロウサギ(特別天然記念物)
図柄(裏)	奄美群島復帰50周年記念千円銀貨幣の表裏面をデザイン
品位	純銀
直径	60mm
量目	約160g
仕上げ	銀いぶし仕上、カラー印刷
発行	造幣局
販売価格	20,000円
発行枚数	1万枚

純銀メダルは銀価格と連動

造幣局から発行される純銀メダルは発行枚数が少ないですがコレクターも少ない為、プレミアムの価値が付きにくくなっています。その為、業者による買取価格は銀価格と連動する傾向となっており、銀価格が高騰すると買取価格も高騰します。

記念貨幣発行記念メダルの買取相場

下記は私が調べた国際連合加盟50周年記念貨幣発行記念メダルの実勢価格と買取相場の推移です。

取引年	実勢価格	買取相場
2018年	〜11,000円	〜8,500円
2019年	〜11,000円	〜8,500円
2020年	〜19,500円	〜15,500円
2021年	〜20,500円	〜16,000円
2022年	〜18,500円	〜15,500円