こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成15年(2003年)に発行された奄美群島復帰五十周年記念千円銀貨幣の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
なお、2022年に作成した最新記事につきましては「奄美群島復帰50周年記念1000円銀貨と純銀メダルの買取相場」をご覧ください。
新しく作成した記事ではすべてのデータ(取引価格や買取価格、カタログ価格)を最新値に更新しています。
奄美群島復帰五十周年記念硬貨の買取相場
奄美群島は沖縄とともに日本の敗戦により連合軍に施政権が移っていましたが1953年(昭和28年)12月25日に本土復帰しました。
こちらの1000円銀貨は本土復帰50周年を記念して平成15年11月4日に発行され、表面には「ルリカケスとテッポウユリ」、裏面には「奄美群島」が描かれています。
Y#132で重量31,1g、銀品位99.99%、直径40mm、表面はプルーフ(鏡面仕上げ)、カタログ価格や発行枚数は下記の通りです。
米国のカタログ情報
発行枚数 | 完全未使用 |
---|---|
50,000枚数 | 22,000円 |
日本のカタログ情報
造幣局販売価格 | 完全未使用 |
---|---|
6,000円 | 18,000円 |
発行枚数が5万枚と少なく、人気のプルーフカラー銀貨ということもありカタログ価格は比較的高値となっております。しかし、実勢価格(実際に市場で取引される金額)はカタログ価格より安く下記のような相場となっています(いずれも2018年の売買データ)。
業者所在 | 古銭詳細 | 取引価格 |
---|---|---|
千葉県 | 完全未使用 | 7500円 |
東京都 | 完全未使用 | 7000円 |
埼玉県 | 完全未使用 | 7000円 |
神奈川県 | 完全未使用 | 6800円 |
大阪府 | 完全未使用 | 6500円 |
北海道 | 完全未使用 | 9000円 |
業者による買取価格は?2009年や2010年頃は実勢価格が20000円程度と高かったのですが2018年現在では実勢価格は7000円〜9000円程度となっており、業者による買取価格は5000〜7500円程度が相場です。近年発行された記念硬貨という事もあり今後、実勢価格や買取価格が上がる可能性は残念ながら高くありません。
奄美群島復帰五十周年記念貨幣まとめ
いかがだったでしょうか?奄美群島復帰五十周年記念千円銀貨は発行枚数が少ないことから額面価格より高額で売買されております。一般的に上記のようなケース付きの方が高額買取となり、ケースがない場合、300〜500円程度、買取価格が下がることが多いです。今回の記事が記念硬貨の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。