こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は第二次東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念1000円銀貨の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
第二次オリンピック1000円銀貨は第一次の翌年に発行されました。オリンピック・パラリンピックを合わせると全4種の図柄が存在します。
第2次オリンピック1000円銀貨の詳細
画像は2019年1月31日から申込受付が行われた第二次発行分の東京オリンピック競技大会記念千円銀貨です。
個別面の図柄は「陸上競技」「バドミントン」「野球・ソフトボール」、共通面の図柄は「東京2020オリンピック競技大会エンブレムとソメイヨシノとイチョウの葉」となっており、各銀貨の詳細は下記の通りです。
プルーフ千円銀貨の詳細
造幣局販売価格 | 9,500円 |
---|---|
販売数量 | 各100,000枚 |
量目 | 31.1g |
直径 | 40mm |
品位 | 純銀 |
下記のように数年に亘り取引価格を調べてみましたがデザイン(陸上競技、バドミントン、野球・ソフトボール)による取引価格の大きな違いはありませんでした。
第2次オリンピック1000円銀貨の買取相場
下記は私が調べた第2次東京2020オリンピック競技大会記念1000円銀貨の実勢価格と買取価格の推移です(3点セットとは「陸上競技」「バドミントン」「野球・ソフトボール」のセットの事です)。
3点セット
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
---|---|---|
2019年 | 〜40,000円 | 〜34,000円 |
2020年 | 〜40,000円 | 〜34,000円 |
2021年 | 〜28,000円 | 〜21,000円 |
2022年 | 〜16,000円 | 〜10,000円 |
単品
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
---|---|---|
2019年 | 〜13,500円 | 〜10,500円 |
2020年 | 〜13,500円 | 〜10,500円 |
2021年 | 〜10,000円 | 〜7,000円 |
2022年 | 〜6,000円 | 〜4,000円 |
第2次発行分のオリンピック千円銀貨は近年発行された記念硬貨なので骨董(アンティーク)としての価値はありません。
発売当初は造幣局販売価格よりも高額での買取も期待できましたが、近年は取引価格が下落しており4,000円程度(単品の場合)が買取価格の上限となっております(業者による買取価格は下落していますが、最低でも銀の地金価格以上での買取は期待できます)。
実勢価格(業者が販売し実際に取引された値段)や買取相場は「国内オークション」「海外オークション」「オークファン」「知人の実店舗業者」「知人のネット販売業者」などの売買データを元に作成しています。なお、買取業者につきましては「古銭や古紙幣の買取業者一覧と口コミ・評判」をご覧ください。
第2次パラリンピック1000円銀貨の詳細
画像はオリンピック1000円銀貨と同様に2019年1月31日から申込受付が行われた東京2020パラリンピック競技大会記念千円銀貨です。図柄はオリンピック千円銀貨と異なり画像の1種類(水泳)のみとなっており、詳細は下記の通りです。
プルーフ千円銀貨の詳細
造幣局販売価格 | 9,500円 |
---|---|
販売数量 | 100,000枚 |
量目 | 31.1g |
直径 | 40mm |
品位 | 純銀 |
第2次パラリンピック1000円銀貨幣の買取相場
下記は私が調べたパラリンピック競技大会記念1000円銀貨の実勢価格と買取相場です。
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
---|---|---|
2019年 | 〜14,000円 | 〜10,500円 |
2020年 | 〜15,000円 | 〜11,000円 |
2021年 | 〜13,500円 | 〜10,000円 |
2022年 | 〜6,500円 | 〜4,000円 |
オリンピック記念1000円銀貨と同様に発売当初はプレミアムの価値があり取引価格は高額でしたが、2022年に入ると取引価格が大きく下落している事が判ります。
近年の業者による査定価格は額面(1000円)よりも高額ですが、高くても4000円程度が相場となっており、残念ながら以前のような1万円越えの買取は期待できないでしょう。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。