日本スペイン交流400周年2013プルーフ貨幣セット

こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は日本・スペイン交流400周年プルーフ貨幣セットの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

この貨幣セットは慶長18年(1613年)に仙台藩祖伊達政宗がスペインに慶長遣欧使節を派遣してから、2013年で400周年に当たることを記念して発行されました。

スペイン王立造幣局が製造した10ユーロ記念銀貨幣と500円から1円までの6種のプルーフ硬貨で構成されており、大変美しい貨幣セットとなっています。

日本・スペイン交流400周年貨幣セットの詳細

日本・スペイン交流400周年貨幣セット

日本スペイン交流400周年プルーフ貨幣セットは当時、通販にて販売されました。慶長18年の交流後、2013年で400年の節目を迎える事を記念して発行され、販売数量は18000セット、当時の販売価格は13,500円となっています。

当時の販売価格 13,500円
当時の販売方法 通信販売
販売数量 18000セット
合計額面 666円+10ユーロ
10ユーロのデザイン

スペイン記念貨幣(10ユーロ)はプルーフ仕上で、デザインは表面にフアン・カルロス1世の肖像。裏面に支倉常長の肖像と共に慶長使節船サン・ファン・バウティスタ、日本とスペインの国旗が描かれています。

国旗部分については、潜像加工技術(現行貨幣である500円ニッケル黄銅貨で使用されている技術)により日本とスペインの国旗のイメージが交互に見えます。

実勢価格と買取相場

近年発行された貨幣セットの実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)は当時の販売価格よりも低いケースが殆どです。

日本スペイン交流400周年プルーフ貨幣セットはプルーフで構成された美しい貨幣セットですが下記のように年々実勢価格が落ちており、業者による買取価格は当時の販売価格の1/2以下が相場です。

取引年 実勢価格 買取相場
2014年 〜13,000円 〜9,000円
2015年 〜10,000円 〜6,000円
2016年 〜10,000円 〜6,000円
2017年 〜8,000円 〜4,500円
2018年 〜6,000円 〜3,000円

日本スペイン交流400周年貨幣セットまとめ

いかがだったでしょうか?日本スペイン交流400周年貨幣セットの額面は「666円+10ユーロ(約1200円)」なので業者による買取価格の下限は2000円程度だと思われます。

造幣局から発行された貨幣セットは基本的に発売当初が最も価値が高く、その後、年々価値が下落していく事が知られています。

そのため、コレクションせずに売却する予定ならば可能な限り早めに売る事をお勧めします。今回の記事が記念硬貨や貨幣セットの売却や換金の参考になりましたら幸いです。