こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成26年に発行された記念貨幣発行50周年2014プルーフ貨幣セットの価値と買取相場について記載していきたいと思います。
記念貨幣50周年プルーフ貨幣セットの詳細
記念貨幣50周年プルーフ貨幣セットは1964(昭和39)年に日本で初めてとなる記念貨幣(東京オリンピック記念硬貨)が発行されてから、50年の節目を迎えることを記念して販売されました。
貨幣セットの内容は平成26年銘の1円から500円プルーフ硬貨と銀メダル、貨幣セットの販売数量は15000セット、当時の販売価格は13,371円でした。
プルーフ貨幣セットの詳細
名称 | 記念貨幣発行50周年2014プルーフ貨幣セット |
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当時の販売価格 | 13,371円 |
当時の販売方法 | 通信販売 |
販売数量 | 15000セット |
合計額面 | 666円+メダル |
銀メダルのデザインは、表面に東京オリンピック記念千円銀貨幣に描かれている富士山と桜を、裏面に同銀貨幣の裏面のデザインを参考に、桜花の図柄や50周年を表す「50YEARS」の文字などを配しています。
カバーケースのデザインは日本地図の図柄とともに、各種オリンピックの記念貨幣をはじめ、地方自治法施行60周年記念貨幣など、これまでに発行された記念貨幣の中から14種類の表面・裏面の図柄を配しています。
貨幣セットの実勢価格と買取相場
近年発行された貨幣セットの実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)は当時の販売価格よりも低いケースが殆どです。
記念貨幣50周年プルーフ貨幣セットはプルーフで構成された美しい貨幣セットですが下記のように年々実勢価格が落ちており、業者による買取価格は当時の販売価格の1/2以下が相場です。
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
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2014年 | 〜15000円 | 〜11000円 |
2015年 | 〜12000円 | 〜9000円 |
2016年 | 〜8000円 | 〜5000円 |
2017年 | 〜6000円 | 〜3000円 |
2018年 | 〜6000円 | 〜3000円 |
プルーフ貨幣セットまとめ
いかがだったでしょうか?「記念貨幣発行50周年2014プルーフ貨幣セット」は虹色発色加工技術や潜像加工技術などが使用された美しいメダルが付属している美しい貨幣セットですが額面上の価値は666円となっており、現在の買取相場は3000円以下まで下落しています。
ここ最近は価値の下落に歯止めがかかっている状況ですが、近年発行された物なので骨董(アンティーク)的な価値が出るようになるためには今後、数十年から百年程度の歳月が必要です(10年などの短いスパンだと値上がりはしないでしょう)。
そのため、コレクションせずに売却する予定ならば可能な限り早めに売った方が査定額が高いと思います。今回の記事が記念硬貨や貨幣セット売却の参考になりましたら幸いです。