こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は遣唐使や遣隋使などが中国より持ち帰ったのが始まりとされている渡来銭の一つである開元通宝の価値と買取相場について記載していきたいと思います。

この穴銭は皇朝銭の元となった古銭としても知られています。現存数が多い、通常の銅で作成された硬貨の価値は高くありませんが、一部で銅以外の素材で作成された希少なものが発見されており、高額査定が期待できます。

開元通宝の詳細

開元通宝

項目 詳細
直径 約24mm
量目(重さ) 約3.73g
素材
年代 武徳4年(621年)〜
カタログ価格 300円〜100円

画像は武徳4年(621年)に初鋳され、唐代のみならず五代十国時代まで約300年にわたって流通した開元通宝です。銭貨の読み方は一般的には「上・下・右・左(開元通寳)」の順とされていますが、「上・右・下・左(開通元寳)」の廻読という説もあります。

表面は「開元通宝」の文字が書かれていますが、裏面(背)については何も書かれていないケース以外に「永」「平」などの漢字や模様(上月など)が書かれている事もあります。

通常見つかる銅で作られた開元通宝はカタログ価格と同様に価値はそれほど高くありませんが、稀に見つかる金銭や銀銭は価値が非常に高くなっております。

開元通宝の買取価格・査定相場

下記は私が調べた開元通宝の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取相場です。

古銭詳細 実勢価格 買取相場
金銭 210,000円 〜170,000円
銀銭 60,200円 〜48,000円
銅銭(通常) 6,500円 〜3,000円

買取相場の根拠

実勢価格(業者が販売し実際に取引された値段)や買取相場は「国内オークション」「海外オークション」「オークファン」「知人の実店舗業者」「知人のネット販売業者」などの売買データを元に作成しています。

通常の銅銭は裏に文字(「永」「平」など)や模様(上月など)がある方が価値が高くなっており、珍しいものならば数千円での買取も期待できます。

銀銭や金銭については、様々な研究が行われていますが、現時点ではどのような経緯で作成されたかは不明です。価値は非常に高くなっており、金銭ならば10万円を超える買取(査定)も期待できます。

開元通宝の価値まとめ

いかがだったでしょうか?開元通宝の詳細は上記のようになっております。価値の低い銅銭については贋作(偽物)はあまり流通していないように感じます。

一方、価値の高い銀銭や金銭については一部で贋作(偽物)が流通しているという話も聞いているので購入時はもちろん売却時も注意が必要です。今回の記事が古銭の売却や換金の参考になりましたら幸いです。