こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成24年第67回国際通貨基金世界銀行グループ年次総会記念1000円銀貨と平成26年新幹線鉄道開業50周年記念1000円銀貨の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

新幹線1000円銀貨は価値が高く、当時の造幣局販売価格以上の金額で買取ってもらう事ができます。

なお、2022年に作成した最新記事につきましては「新幹線鉄道開業50周年記念千円銀貨幣プルーフ貨幣セットの買取相場」「第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会記念1000円銀貨幣の買取相場」をご覧ください。

新しく作成した記事ではすべてのデータ(取引価格や買取価格、カタログ価格)を最新値に更新しています。

第67回国際通貨基金世界銀行グループ年次総会記念千円銀貨

第67回国際通貨基金世界銀行グループ年次総会記念1000円銀貨

2012年に東京(TOKYO)で開催された「第67回国際通貨基金・世界銀行グループ年次総会」を記念して、平成24年に発行された1000円銀貨です。

図案は表面:富士山と江戸の庶民、裏面:世界地図となっており表面が虹色に輝くように微細加工を行う「虹色発色」技術を採用しています。

直径40mm、品位は銀925/銅75、重量31.1g、プレミアム貨幣で全て記念貨幣セットとして販売され、日本国内のカタログ価格は下記の通りです。

販売数  造幣局販売価格 カタログ価格
50,000枚 8,000円 25,000円
お客様1

私が調べた実勢価格と買取相場

私が調べた実勢価格(実際に市場で取引されている値段)は「2018年:8,000〜10,000円」「2017年:8,000〜10,500円」「2016年:8,500〜12,500円」「2015年:11,500円〜15,000円」「2014年:11,000円〜15,500円」となっており、市場で取引される価格は下落傾向となってます。現在の業者による買取価格は4500円〜8000円程度が相場です。

 

お客様1

プレミアム貨幣とは

プレミアム貨幣とは、通常使用される貨幣の素材(銅、アルミニウムなどの金属)とは異なり、その素材に金や銀などの貴金属が含まれる等、製造費用が額面価格を超える貨幣のことです。

新幹線鉄道開業50周年記念千円銀貨

新幹線千円銀貨

1964年に10月1日に東京五輪に合わせて開業した新幹線の50周年記念貨です。デザインとしては最初の型式0系が描かれており、表面はプルーフカラー、裏面は世界銀行グループ年次総会記念千円銀貨と同様に「虹色発色」技術を採用しています。

直径40mmで重量31.1g、品位は銀1,000となっておりこちらもプレミアム貨幣で全て記念貨幣セットで販売されました。

販売数  造幣局販売価格 カタログ価格
50,000枚 8,300円 40,000円

実勢価格については「2017年:2.25〜3.65万円」「2016年:2.55〜3.8万円」「2015年:2.8〜4万円」「2014年:3〜4.2万円」となっており、こちらも市場での取引価格は下落傾向となっています。

業者による買取価格は?業者による買取価格は1.5〜2.8万円程度が相場となっています。ケースが無い場合、千円程度、買取価格が下がる事があります。

1000円銀貨の価値と相場まとめ

いかがだったでしょうか?どちらの銀貨も2014年に比べると価値は下落していますが当時、造幣局で販売された価格に比べると現在でも高額で取引されています。今回の記事が古銭の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。