こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は大東亜戦争従軍記章の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

この記章は幻の従軍記章と言われており、もし本物ならば少なくとも数十万円での買取(査定)が期待できます。

大東亜戦争従軍記章とは

大東亜戦争従軍記章

画像は昭和十九年六月二十一日の大東亜戦争従軍記章令および大東亜戦争従軍記章授与規程によって制定された大東亜戦争従軍記章です(錫製の本物)。

この記章は戦局の悪化及び敗戦となった結果、実際には授与を行なうことができず、連合軍によって接収されたため現存数は僅かしかありません。

市場で出回るものの大半は戦後作成された複製品ですが、中には錫製の本物が出回ることがあります。

種類(年代) 素材 共箱
本物 錫製 不明
終戦35周年記念(社団法人日本郷友連盟の複製) 不明 大東亜戦争記念之章
昭和50年代(二光通販株式会社の複製) 銀製 大東亜戦争従軍記章

大東亜戦争従軍記章の買取相場

下記は私が調べた大東亜戦争従軍記章の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取相場です(画像は昭和50年代の複製品)。

種類 実勢価格 買取相場
本物 〜420,000円 〜380,000円
複製品 〜25,000円 〜15,000円

買取相場の根拠

実勢価格(業者が販売し実際に取引された値段)や買取相場は「国内オークション」「海外オークション」「オークファン」「知人の実店舗業者」「知人のネット販売業者」などの売買データを元に作成しています。

本物については時期や経済情勢によって市場価格が乱高下しますが、少なくとも数十万円での買取が期待できます。

一方、複製品については現存数が多いため、価値はそれほど高くなく、保管状態や売却時期が良かったとしても1.5万円程度が買取価格(査定価格)の上限となっております。今回の記事が古い記章(メダル)の売却や換金の参考になりましたら幸いです。