こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は享保大判金の買取相場や価値について書いていきたいと思います。さすがにこのような大判金が自宅にあるような方は殆どいないと思います。自宅にあるという方はレプリカの可能性が高いですが一度査定してみては如何でしょう?もし本物ならば100万円を超える金額で買い取ってもらう事ができます。
享保大判金の価値
1725年(享保10年)から1837年に鋳造された大判金で大変美しい品です。C#24.1で発行枚数は僅か8515枚、重量は165.38g、金の品位は0.676、サイズは94mm×153mmとなっております。表面は「拾両後藤(花押)」と墨書され他の大判金同様素晴らしい出来です。
発行枚数が少ないことから普通は市場に出回る事がないのですがレプリカや贋作(偽物)が数多くあり、本物として一部市場に出回っています。本物の場合、カタログ価格は下記のように高額です。
発行年号 | 発行枚数 | 美品 | 極美品 |
---|---|---|---|
1725年〜1837年 | 8515枚 | 25000USD(約290万円) | 35000USD(約400万円) |
享保大判金の相場
享保大判金の本物については下記のような金額で取引されています。
取引日 | 取引国 | 古銭詳細 | 取引価格 |
---|---|---|---|
2011年 | 日本 | 美品〜極美品 | 211万円 |
2015年 | 日本 | 美品〜極美品 | 202万円 |
2014年 | 米国 | 極美品 | 35000USD(約400万円) |
海外での取引も散見され取引価格はカタログ価格同等レベルと高額です。ものによっては下記のように金錆(正確には金以外の金属の錆だと思われる)が出る場合もありますがそう言ったものでも偽物でなければ数百万円の市場価格で取引されます。
古銭の贋作(偽物)
先ほども書いていますが大判金や五両判金については他の古銭同様、大陸で作成された贋作(偽物)、レプリカが数多く出回っています。自分自身に鑑定眼がある場合は問題ないのですが相続などで古銭を引き継いだ場合や、蔵の掃除などでたまたま、古銭が出てきて売却を検討しているのならばコイン・古銭の専門家に査定(鑑定)をしてもらったほうがいいでしょう!