こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成11年(1999年)に発行された天皇陛下御在位十年1万円金貨の買取価格や市場での価値について記載していきたいと思います。同じく平成に発行された長野オリンピック金貨につきましては「長野オリンピック10000円金貨」で記載しています。
平成11年天皇陛下御在位十年1万円金貨の買取相場
画像は平成11年(1999年)に天皇陛下御在位十年を記念して発行されたプルーフ1万円金貨です。表面には「鳳凰」裏面には「年号・額面」が描かれており、シンプルですが美しいデザインのコインです。
Y#124で重量は20g、金の品位1.00となっており、カタログ価格や市場で取引される値段、予想買取価格は下記の通りとなっております(2020年調査の最新価格へ修正済み)。
在位10年1万円金貨の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
発行日 | 平成11年12月 |
直径 | 28.0mm |
品位 | 金1000(純金) |
量目(重さ) | 20.0g |
発行枚数 | 200,000枚 |
造幣局販売価格 | 金貨単独:41,000円
2点プルーフセット:43,600円 |
カタログ価格
カタログ種類 | 完全未使用 |
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日本のカタログ | 130,000円 |
米国のカタログ | 1250USD |
買取価格の推移
年号 | 市場価格 | 買取相場 |
---|---|---|
2017年 | 108,000円 | 〜90,000円 |
2018年 | 125,000円 | 〜10,7000円 |
2019年 | 135,000円 | 〜11,7000円 |
2020年 | 150,000円 | 〜130,000円 |
平成11年の在位10年記念10000円金貨は金の品位が高いことから純金としての価値も高く、金相場に連動する形で市場価格や買取価格が変動します。今後、さらに金相場が上がるようならば買取価格も上昇します。
今回紹介した在位10年1万円金貨などを買い取ってくれる業者は様々な会社が存在します。業者によって得意なジャンルが異なるため、価値の高い古銭や記念硬貨については様々な業者に査定してもらうことをお勧めします。
平成11年500円硬貨の価値と相場
こちらの500円硬貨は上記の1万円金貨と同時に発売されました(詳細については「天皇陛下御在位10年記念500円白銅貨の買取価格・査定相場」の記事を参照)。Y#123で重量7.2g、直径26.5mmとなっておりカタログ価格や発行枚数は下記の通りです。
古銭の種類 | 発行枚数 | カタログ価格 | 市場価格 |
---|---|---|---|
通常貨 | 14,900,000枚 | 1150円 | 500円〜800円 |
プルーフ | 100,000枚 | 3200円 | 600円〜1500円 |
天皇陛下御在位十年記念硬貨まとめ
天皇陛下御在位10年記念プルーフ1万円金貨は金貨のみの場合と上記画像のように、500円白銅貨がセットになったものの2タイプがあります。
500円白銅貨については残念ながら市場価値がほとんどないため、セットになっていたとしても1万円金貨単体のものと買取価格はほとんどかわりません。
500円硬貨の有無よりも、ケースがあるか否かの方が重要で、ケースがない場合、コイン自体の状態は変わらないとしても買取価格が数千円異なることもあります。そのため、ケースを紛失しないようにしましょう!
なお、贋作(偽物)についてはホログラム入りのプラスチックケースに入っており、偽造が難しいプルーフ貨ということもあり偽物自体を見たことがないので、偽物の流通は殆ど無いと思います。
古銭やアンティークコイン以外にも他の骨董品や不用品と一緒に査定してもらうことも可能なので価値が気になる古銭や買い取って欲しい古銭がありましたら買取専門店に査定してもらうと良いでしょう!今回の記事が古銭の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。