こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は平成19年1月23日に発行された南極地域観測50周年記念五百円ニッケル黄銅貨幣と純銀メダルの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
南極地域観測50周年記念五百円硬貨の買取相場
平成19年(2007年)に発行された南極地域観測50周年記念五百円硬貨です。表面には初代南極観測船「宗谷」と樺太犬「タロ」と「ジロ」が描かれ、裏面には南極大陸とオーロラが描かれています。Y#137で重量7g、素材(銅 ニッケル 亜鉛)、直径26.5mmとなっておりカタログ価格や発行枚数は下記の通りです。
日本のカタログ価格
発行枚数 | 完全未使用 |
---|---|
6,600,000枚 | 1500円 |
米国のカタログ価格
発行枚数 | 完全未使用 |
---|---|
6,600,000枚 | 1200円 |
記念貨幣ですがプルーフは無く通常貨のみ、当時は下記のようなミントセットで販売されました。
実勢価格(実際に市場で取引される価格)は下記のようになっており、単品(南極地域観測50周年記念五百円硬貨のみ)で600円〜700円程度、ミントセットで1200円〜1500円程度となっております。
業者所在 | 古銭詳細 | 取引価格 |
---|---|---|
岡山県 | ミントセット | 1500円 |
山梨県 | ミントセット | 1300円 |
東京都 | 単品 | 700円 |
神奈川県 | 単品 | 650円 |
業者による買取価格は?業者による買取価格は単品で500円前後、ミントセットで1100円前後が相場です。残念ながら、額面価格を遥かに超えるような買取価格になることはありません。
南極観測50周年記念メダルの価値
先ほどの500円ニッケル黄銅貨幣の発行を記念して発行された純銀メダルです。表面には現在活躍している南極観測船「しらせ」をレリーフで表現し、夜空に浮かび上がるオーロラとあわせてカラー印刷が施されています。裏面は南極地域観測50周年記念5百円ニッケル黄銅貨幣の両面がデザインされています。
直径60mmで重量160g、発行枚数1万枚と希少で、当時は2万円で販売されました。2018年現在は下記のような相場となっており、2015年や2016年頃に比べると1000円程度取引価格が下落しています。
業者所在 | 古銭詳細 | 取引価格 |
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茨城県 | 完全未使用 | 12500円 |
静岡県 | 完全未使用 | 12000円 |
滋賀県 | 完全未使用 | 11800円 |
広島県 | 完全未使用 | 11500円 |
神奈川 | 完全未使用 | 9200円 |
業者による買取価格は?業者による買取価格は6500円〜9500円程度が相場となっています。ケースが無い場合、買取価格が数百円〜1000円程度下落します。
南極地域観測50周年記念コインまとめ
いかがだったでしょうか?メダルは純銀ということもあり銀相場の価格推移によっては今後価値が上昇する可能性があります。
500円硬貨については貴金属は使われておらず骨董としての価値が出て来れば市場価格も上がる可能性がありますが発行枚数が多いことから価値の上昇は見込めないでしょう。今回の記事が記念硬貨や記念メダルの買取査定価格の参考になりましたら幸いです。