こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は第8回アジア冬季競技大会記念1000円銀貨幣の発行を記念して製作された純銀メダルの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

この純銀メダルは量目(重さ)が約160gと重いため、銀価格が上昇すると買取価格も上昇するという特性があります。

第8回アジア冬季競技大会記念貨幣発行記念メダル

第8回アジア冬季競技大会記念貨幣発行記念メダル

画像は平成29年のアジア冬季競技大会記念1000円銀貨発行を記念して製作された純銀メダルです。表面には「大会で行われる5競技11種別のピクトグラム」裏面には「アジア冬季競技大会記念1000円銀貨の表面・裏面」がデザインされており、詳細は下記のようになっております。

材質 純銀(造幣局刻印入り)
直径 60m
量目(重さ) 約160g
仕上げ 銀いぶし仕上げ/カラー印刷
造幣局販売価格 26,000円
発行枚数 5,000個
造幣局刻印とは

造幣局品位証明刻印(ホールマーク)とは造幣局が貴金属の品位試験を行い、この試験に合格した硬貨に証明記号として打刻したものです。この打刻があるメダルは品位が保証されているため、業者による買取価格は最低でも地金価格以上が期待できます。

記念貨幣発行記念メダルの買取相場

下記は私が調べた「第8回アジア冬季競技大会記念貨幣発行記念メダル」の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取価格の推移です。

取引年 実勢価格 買取相場
2017年 〜28,000円 〜24000円
2018年 〜14,000円 〜10,000円
2019年 〜15,000円 〜11,000円
2020年 〜20,000円 〜16,000円

他の記念メダルと同様に発売後、徐々に市場価格(実勢価格・買取価格)は下落していきましたが2020年の銀価格高騰により業者による買取価格も一気に上昇しました。

近年発行された銀メダルなので「骨董(アンティーク)」や「プレミアム」の価値は殆どありませんが最低でも銀価格程度での買取(査定)は期待できます。今回の記事が記念メダルの売却や換金の参考になりましたら幸いです。