こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は第四次発行の東京2020オリンピック競技大会1000円銀貨幣(ボクシング、レスリング)の価値と買取相場について記載していきたいと思います。
第四次発行オリンピック1000円銀貨の詳細
画像は令和2年2月19日~3月10日に申込受付が行われてた第四次発行の東京2020オリンピック競技大会1000円銀貨幣(ボクシング、レスリング)です。
詳細は下記のようになっており、ボクシング・レスリングそれぞれのデザインの硬貨が各10万枚発行されました。
造幣局販売価格 | 9,676円(増税により値上) |
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販売数量 | 各100,000枚 |
量目 | 31.1g |
直径 | 40mm |
品位 | 純銀 |
エッジ | 斜めギザ |
図柄(個別面) | ボクシング、レスリング |
図柄(共通面) | 東京2020オリンピック競技大会エンブレムとソメイヨシノとイチョウの葉 |
ボクシング・レスリング10000円銀貨の買取相場
下記は私が調べた第4次発行東京2020オリンピック競技大会1000円銀貨幣(ボクシング、レスリング)の実勢価格と買取相場の推移です。
取引年 | 実勢価格 | 買取相場 |
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2020年 | 〜10,000円 | 〜7,000円 |
2021年 | 〜11,000円 | 〜8,000円 |
2022年 | 〜9,000円 | 〜6,000円 |
発売当初も実勢価格はそれほど上昇せず、業者による買取価格は造幣局販売価格(9,676円)を下回ることが常態化していました。また、実勢価格と買取価格は共に下落傾向となっています。
上記のように数年に亘り取引価格を調べてみましたが、ボクシング・レスリングなどデザインによる取引価格の大きな違いはありませんでした。
発行枚数が1万枚以下など少ない場合(例えばラグビーワールドカップ2019日本大会1万円金貨など)、造幣局販売価格よりも高い買取価格(プレミアムの価値)を維持する傾向がありますが、発行枚数が多い場合、希少価値が低いため取引価格は徐々に下落することが一般的です。
第4次発行オリンピック1000円銀貨まとめ
いかがだったでしょうか?第四次発行の東京2020オリンピック競技大会1000円銀貨幣(ボクシング、レスリング)の詳細は上記のようになっております。
純銀の記念硬貨という事もあり、銀価格が高騰した場合、業者による査定価格も上昇することが予想されますが、銀価格が現在の水準から大きな変動がない場合、業者による買取価格は徐々に下落していく可能性が高いです。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。