こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は郵便制度150周年記念千円銀貨幣プルーフ貨幣セットの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

なお、同時期に販売された1万円金貨につきましては「郵便制度150周年記念一万円金貨幣プルーフ貨幣セットの買取相場」をご覧ください。

郵便制度150周年記念千円銀貨幣の詳細

画像は日本の郵便制度が令和3年4月に150周年を迎えることを記念して発行された郵便制度150周年記念千円銀貨幣プルーフ貨幣セットです。

表面には「郵便差出箱一号丸型と郵便物搭載作業風景」裏面には「旧東京中央郵便局入口」が描かれており詳細は下記の通りです。

図柄(表) 郵便差出箱一号丸型と郵便物搭載作業風景
図柄(裏) 旧東京中央郵便局入口
年号銘 令和3年
素材
品位 純銀
量目 31.1g
直径 40mm
発行枚数 5万枚
造幣局販売価格 11,700円
プレミアム型の記念貨幣

郵便制度150周年記念1000円銀貨は素材に貴金属を使用し特殊な技術を用いて製造されることから、貨幣の製造等に要する費用が額面価格を上回る、プレミアム型の記念貨幣となっています。

郵便制度150周年記念銀貨の買取相場

下記は私が調べた郵便制度150周年記念千円銀貨幣プルーフ貨幣セットの実勢価格と買取相場の推移です。

取引年 実勢価格 買取相場
2021年 〜17,500円 〜13,500円
2022年 〜17,000円 〜13,000円

買取相場の根拠

実勢価格(業者が販売し実際に取引された値段)や買取相場は「国内オークション」「海外オークション」「オークファン」「知人の実店舗業者」「知人のネット販売業者」などの売買データを元に作成しています。

東京2020オリンピック記念銀貨(発行枚数は10万枚)と比べると発行枚数が5万枚と少ないため、希少価値が高く、実勢価格の下落率は低くなっています。

近年の実勢価格は13,000円〜17,000円程度が相場となっており、保管状態や売却時期が良ければ造幣局販売価格(11,700円)を超える金額での買取(査定)も期待できます。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。