こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は光武9年〜隆熙2年にかけて発行された大韓半円(HALF WON)銀貨の価値と買取相場について記載していきたいと思います。

この古銭は20銭銀貨の約2倍の大きさとなっており、重量感があります。また、20銭銀貨10銭銀貨1銭銅貨などと同様に途中で量目(重量)が変更となっております。

大韓半円(50銭)銀貨の詳細

大韓半円(50銭)銀貨

画像は光武9年〜隆熙2年にかけて発行された大韓半円(HALF WON)銀貨です。表面には「竜と年号銘」裏面には「額面」が描かれており、特年(特別価値の高い年号銘)はありませんが、状態の良いものを中心に高額査定が期待できます。

品位 銀800/銅200
量目(光武10年以前) 13.48g
量目(光武11年以降) 10.12g
造幣局 大阪造幣局
年号銘 発行枚数
光武9年 600,000枚
光武10年 1,200,000枚
光武11年 1,000,000枚
隆熙2年 1,400,000枚
年号銘 未使用 美品 並品
光武9年 60,000円 20,000円 10,000円
光武10年 60,000円 20,000円 10,000円
光武11年 60,000円 20,000円 10,000円
隆熙2年 70,000円 20,000円 10,000円

大韓半円(50銭)銀貨の買取価格

下記は私が調べた大韓半円(50銭)銀貨の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取相場です。

古銭詳細 実勢価格 買取相場
隆熙2年 NGC PF64 25,300USD(約280万円) 〜2,500,000円
光武9年 PCGS MS64 3,360USD(約37万円) 〜330,000円
光武11年 極美品 24,000円 〜16,500円
光武9年 美品 14,500円 〜10,000円
隆熙2年 並品+ 10,500円 〜7,000円

隆熙2年銘では珍しいプルーフコインが存在し、NGC鑑定済みPF64(プルーフ64)が2011年に米国にて約280万円で取引されました。

未使用や完全未使用についてはカタログ価格と比べると高値で取引される傾向がありますが、美品や並品については「実勢価格=カタログ価格以下」となっており、業者による買取価格は日本のカタログ価格の1/2〜1/3程度が相場となっております。

朝鮮古銭 大韓半円(50銭)銀貨まとめ

いかがだったでしょうか?朝鮮で発行された半円銀貨の価値は上記のようになっております。日本や米国のカタログに掲載されていないプルーフコインについては価値が非常に高くなっており、保管状態が良ければ200万円を超えるような高額査定が期待できます。

また、プルーフ以外の通常の古銭についても状態の良いものを中心に買取価格が高くなっておりますので売却や換金を検討中でしたら下記のような専門業者に査定してもらうと良いでしょう。