こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は光武10年〜隆熙4年にかけて発行された大韓10銭銀貨の価値と買取相場について記載していきたいと思います。

この古銭では大韓5銭白銅硬貨と同様に隆熙3年銘の硬貨の価値が非常に高くなっております。

朝鮮古銭 大韓10銭銀貨の詳細

大韓10銭銀貨

画像は光武10年〜隆熙4年(1907年〜1910年)にかけて発行された大韓10銭銀貨です。詳細は下記のようになっており、光武11年より厚さ・量目が変更となりました。

品位 銀800/銅200
量目(光武10年) 2.7g(厚さ1.5mm)
量目(光武11年以降) 2.5g(厚さ1.0mm)
光武10年(発行枚数) 2,000,000枚
光武11年(発行枚数) 2,400,000枚
隆熙2年(発行枚数) 6,300,000枚
隆熙3年(発行枚数) 不明
隆熙4年(発行枚数) 9,500,000枚
造幣局 大阪造幣局
年号 未使用 美品 並品
光武10年 15,000円 3,000円 1,500円
光武11年 15,000円 2,500円 1,500円
隆熙2年 11,000円 2,000円 1,200円
隆熙3年 不明 不明  不明
隆熙4年 10,000円 2,000円 1,200円

朝鮮古銭 大韓10銭銀貨の買取価格

下記は私が調べた朝鮮古銭 大韓10銭硬貨の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取相場です。

古銭詳細 実勢価格 買取相場
光武10年 NGC MS65 1265USD(約14万円) 〜125,000円
隆熙4年 NGC MS63 690USD(約7.6万円) 〜64,000円
光武10年 準未使用 16,000円 〜11,500円
隆熙2年 極美品+ 8,500円 〜5,500円
光武11年 美品 2,000円 〜500円

ハイグレード品を中心に日本のカタログ価格と比べると高値で取引される傾向があり、PCGSやNGCによる鑑定済みコインでMS60(未使用)以上のものは高額査定・高額買取が期待できます。

一方、美品や並品など状態の良くない古銭の実勢価格はカタログ価格と同水準となっており、業者による買取価格はそれほど高くありません。

朝鮮古銭 大韓10銭硬貨まとめ

いかがだったでしょうか?大韓10銭銀貨は朝鮮の古銭ですが、元々は日本国内で作成されたものとなっており、現在でも国内の骨董市などで取引されています。

また、特年の隆熙3年銘以外でも状態の良いものは高値で取引される傾向がありますので、売却や換金を検討中でしたら下記のような専門業者に査定してもらうと良いでしょう。