アメリカのバッファロー50ドル金貨の価値と相場

こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回はアメリカで2006年から発行されているバッファロー50ドル金貨($50)について書いていきたいと思います。

この年代のコインについてはアンティークとしての価値はほとんど無いため業者による買取価格は金相場の影響を受けやすいです。ただ、インゴットには無い美しいデザインの金貨なので、数十年から100年単位の年月が過ぎることでアンティークとしての価値が出てくる可能性があります。

アメリカのバッファロー50ドル金貨の価値

米国のバッファロー50ドル金貨です。2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年などに発行が行われています。表面にはインディアンヘッド、裏面にはバッファローが描かれているデザインで、インディアンヘッド50ドル金貨とも呼ばれています。

デザイナーはJames Eで米国の硬貨らしくモダンなデザインとなっております。金の品位は99.99%、直径32mm、重量は31.1gです。プルーフもミントステイトも発行枚数が多いため(2006年はミントステイト337012枚、プルーフ246267枚)希少性が乏しいですが、徐々に価値が高まってくる可能性があります。

バッファロー50ドル金貨のカタログ価格と相場

バッファロー50ドル金貨のカタログ価格は下記のようになっており、年号によって異なりますが、ほぼ金の価格のみとなっております。

カタログ価格は上記のようになっており、2008年のものは発行枚数が少なく希少性が高いです。また、下記は実際に国内で取引された価格ですがやはり、2008年がカタログ価格同様に高額で取引されています。

鑑定済みのコインとしてはNGCに比べるとPCGSの方が国内でも海外でも多く出回っているように感じます。今回の記事が米国の金貨、銀貨コレクションや業者による買取査定価格の参考になりましたら幸いです。