こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は希少性の高いアメリカの金貨であるパナマパシフィック金貨について記載して行きたいと思います。

パナマパシフィック金貨は1915年に1/2ドル、1ドル、2.5ドル、50ドル額面のコインがそれぞれ発行されています。その中でも5ドル金貨は約83.6gの大型金貨となっており人気が高く高額買い取りが期待できます。

パナマパシフィック金貨について

パナマパシフィック金貨

パナマパシフィックの50ドル金貨につきましてはオクタゴナル(KM#139)がカタログ価格MS65=146000USD(1800〜1900万円)、ラウンド(KM#138)がカタログ価格MS65=160000USD(2000〜2100万円)程度となっております。

実勢価格(実際に市場で取引される値段)は2010年に米国で取引されたものが参考になり当時、MS66(完全未使用)のKM#138のタイプが手数料込み約3600万円で取引されています。

3600万円という価格はつり上がった価格の可能性が高いですが、AU(準未使用)グレードとMS(未使用)グレードでは少なくとも価格が数倍異なり、MS65近くの完全未使用グレードの物は市場に出回る事が少なく大変希少な存在となっています。

買取業者による査定価格はどれくらい?

買取業者による査定価格

パナマパシフィック金貨を買取業者や換金業者に買取ってもらう場合、実勢価格の7割〜9割の掛け率での買取となることが一般的です。

価値の低い古銭やアンティークコインの場合、2割〜6割程度の掛け率のことが多いですが価値が高いコインでは掛け率が高くなる傾向があります。今回の記事が買取査定価格の参考になりましたら幸いです。