こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は当サイトに掲載している古銭のカタログ価格・実勢価格・買取相場について解説していきたいと思います。どれも似たような言葉ですが当サイトでは下記のような意味で使用させていただいております。
古銭のカタログ価格
当サイトに掲載している「カタログ情報」や「カタログ価格」は下記の2種類の書籍を参考にしています。「カタログ価格」という文言のみの記載の場合、実際に市場で取引される値段に近い価格を掲載している米国のカタログ情報を採用しています。
日本のカタログ |
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「日本のカタログ」と書かれているものについては上記の日本貨幣カタログの価格を参考に掲載しています。日本貨幣カタログのメリットとしては米国のカタログと異なり日本語で解説されているため読みやすい点です。 反対にデメリットとしてはカタログ価格の改定頻度が低いため、実際に市場で取引される値段と乖離が大きい古銭や記念硬貨がたくさん掲載されている点です(5年以上、価格改定がされない古銭が多く掲載されています)。 |
米国のカタログ |
「米国のカタログ」と書かれているものについては上記のStandard Catalog of World Coinsの価格を参考に掲載しています(通常、記事執筆時のレートで円換算して掲載しています)。 日本のカタログと異なり価格改定の頻度が高いため実勢価格(時価)に近いカタログ価格となっています。デメリットとしては全て英語なので少し英語ができないと読むことができません。 |
実勢価格の調べ方
実勢価格とはカタログ価格と異なり実際に市場で取引された値段のことです。古銭買取業者は当たり前ですがこの実勢価格を元に査定価格を算出します。
実勢価格を調べる方法としては、過去の国内外のオークションの価格を調べる方法や実際に取引をしている古銭商に聞くなど様々な方法があります。
当サイトの場合、様々なルートから実勢価格(取引価格)を調べ掲載を行なっていますが一般の方が調べる場合はオークファンというヤフオクなどの落札価格がわかるサービスを使うと良いと思います。ヤフオクのみのデータとなりますが大体の相場が判明します。
古銭の買取価格
価値が高い古銭や記念硬貨では実勢価格の8〜9割での買取になることもありますが、価値が低い古銭や記念硬貨では実勢価格の3〜6割程度での買取になることが一般的です。下記に実勢価格と買取相場の大体の相場を掲載させていただきます。
実勢価格 | 買取相場 |
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1万円以下 | 3〜7割程度 |
1万円超〜5万円以下 | 4〜8割程度 |
5万円超〜10万円以下 | 5〜8.5割程度 |
10万円超〜30万円以下 | 6〜9割程度 |
30万円超〜50万円以下 | 7〜9割程度 |
50万円超〜 | 8〜9割程度 |
上記は私や友人コレクターが買取業者を試してみた大体の参考値です。上記通りに必ずなるという補償はできませんが大体上記に当てはまった数字での買取になると思いますので参考にして頂けたら幸いです。