こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は1902年〜1910年に発行されたエドワードのシリング銀貨について書いて行きたいと思います。価値が高い特年(1905年)が存在し、特年は買取価格が高くなっています。
エドワードⅦ世シリング銀貨
1902年エドワードⅦ世シリング銀貨です。KM#800、重量は5.655g、直径23.5mmとなっております。表面にはエドワード7世の肖像、裏面には王冠とライオンが描かれておりこれ以前のビクトリア(ベールヘッド)シリング銀貨とデザインが異なります。
米国のカタログ価格
発行枚数は全体的に多いですが1905年の発行枚数のみ488000枚と少なく、現存数も少ない事からカタログ価格(上記参照)、実勢価格(実際に使用で取引される値段)共に高額となっています。
プルーフについてはマットプルーフで1902年に発行があります。5ポンド金貨、2ポンド金貨等と合わせた1902年エドワード7世プルーフコインセットはコレクターも多く価値が高いです。
エドワードⅦ世シリング銀貨の買取相場
状態 | 取引価格 | 買取相場 |
---|---|---|
PR63 | 4.6万円 | 〜3.5万円 |
PR60 | 2.5万円 | 〜2万円 |
1905年 MS63 | 50万円 | 〜45万円 |
1909年 MS65 | 21万円 | 〜18万円 |
エドワード7世のシリング銀貨は国内でも数多く取引されています。ハイグレード品としては2014年11月にPCGS鑑定済みPR63が4.6万円、PR60が2.5万円で取引されています。
海外市場では1905年の特年コインが取引されておりPCGS鑑定済みMS63(未使用)が2016年に4000USD(約50万円)で取引されています。また、1909年のMS65(完全未使用)も1700USD(約21万円)で取引されています。
業者による買取相場は市場価格(取引価格)の6割〜9割程度となっており完全未使用など状態が良い硬貨は買取価格が高いです。今回の記事が海外コインの売却や換金の参考になりましたら幸いです。