こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は米国において1907年に発行されたセントゴーデンス20ドル金貨の価値と相場について記載して行きたいと思います。1907年の金貨はハイレリーフ金貨となっており人気が高いです。

レリーフとは

レリーフとは?

レリーフとはデザインあるいは銘文が面から盛り上がっている事を言い、米国の20ドル金貨等が有名です。近年のコインですとウルトラハイレリーフ金貨なども発行されています。

1907年 ハイレリーフ セントゴーデンス20ドル金貨

1907年ハイレリーフ金貨

1907年に発行されたハイレリーフ20ドル金貨です。大変希少な金貨で市場に出回る事は少ないです。縁の形状で(Wire RimとFlat Rim)で若干カタログ価格が異なり、Wire Rimのタイプの方が若干カタログ価格が安いです。

カタログ価格はMS65で45000USD(Wire Rim)、46500USD(Flat Rim)とされています。実際の売買になるとWire Rim タイプの売買が殆どです。実勢価格(実際に市場で取引される値段)は米国にて2010年時点でMS64のコインが手数料等込みで約390万円で取引されております。

また、国内でも取引があり、2013年にPCGSによる鑑定済みコイン(MS63)のコインが358万円で取引されました。この価格ですと海外でよほど安く手に入れない限り国内で購入した方が安いと思います。その他、国内では2013年に多くのハイレリーフが取引されておりNNCによる鑑定品ですがMS64で278万円という値がついています。

買取業者による査定価格

1907年のハイレリーフ金貨を買取業者や換金業者に買取ってもらう場合、実勢価格の7割〜9割の掛け率での買取となることが一般的です。

価値の低い古銭やアンティークコインの場合、2割〜6割程度の掛け率のことが多いですが価値が高いコインでは掛け率が高くなる傾向があります。今回の記事が買取査定価格の参考になりましたら幸いです。