こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は大朝鮮開国501年から505年にかけて発行された1分黄銅貨の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

この古銭では非常に珍しいプルーフコインが取引されたことがあります。また、現存数がそれほど多くないため、極美品以上の状態ならば10,000円を超えるような買取も期待できます。

朝鮮貨幣1分黄銅貨の詳細

朝鮮1分黄銅貨

項目 詳細
量目(重さ) 約3.5g
年号銘 開国501年〜505年
西暦 1892年〜1896年
日本暦 明治25年〜29年
発行枚数 不明
造幣 仁川典圜局

画像は開国501年から開国505年にかけて発行された大朝鮮一分黄銅貨です。表面には他の額面の硬貨と同様に「竜(龍)」裏面には「額面」が描かれておりカタログ価格は下記の通りです。

年号銘 未使用 美品
開国501年 25,000円 5,000円
開国502年 25,000円 6,000円
開国504年(大朝鮮) 40,000円 8,000円
開国504年(朝鮮) 20,000円 4,000円
開国505年 45,000円 12,000円
米国のカタログ価格

米国のカタログ価格は画像のようになっております。

日本のカタログでは掲載されていない501年銘のプルーフコインが掲載されており価格は1,200USDとなっていますが、実際の価値はもっと高く2000年に10倍以上の12,650USDで取引されたことがあります。

朝鮮貨幣1分黄銅貨の買取価格・査定相場

下記は私が調べた大朝鮮貨幣1分銅貨の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取相場です。

古銭詳細 実勢価格 買取相場
501年 プルーフ 12,650USD(約139万円) 〜1,250,000円
501年 NGC AU55 406USD(約4.4万円) 〜33,000円
502年 極美品 21,500円 〜15,000円
504年(朝鮮) 並品+ 4,850円 〜2,300円

買取相場の根拠

実勢価格(業者が販売し実際に取引された値段)や買取相場は「国内オークション」「海外オークション」「オークファン」「知人の実店舗業者」「知人のネット販売業者」などの売買データを元に作成しています。

日本国内では私が知る限り取引されたことはありませんが、海外では開国501年銘のプルーフ硬貨が取引されたことがあり、当時、100万円を超える値が付きました。

プルーフ以外については驚くような査定は期待できませんが、状態の良い物(完全未使用や未使用など)の現存数は少ないため、買取価格は高くなっています。今回の記事が古銭の売却や換金の参考になりましたら幸いです。