こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は大朝鮮開国四百九十七年に発行された10文銅貨の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

この古銭は銅貨ですが5文と同様に価値が高くなっており、買取価格が高くなっています。また、エラーコインが見つかっており、同様のものならば50万円を超えるような高額査定が期待できます。

大朝鮮貨幣10文銅貨の詳細

大朝鮮貨幣10文銅貨

項目 詳細
品位 銅980/錫10/亜鉛10
量目(重さ) 約6.5g
年号 開国497年
西暦 1888年(明治21年)
発行枚数 不明
造幣 京城典圜局

画像は大朝鮮開国497年に発行された10文(十文)銅貨です。5文の2倍の量目となっており、表面には「竜(龍)」裏面には「額面」が描かれています。

未使用 美品 並品
100,000円 45,000円 25,000円

大朝鮮貨幣10文銅貨の買取価格・査定相場

影打ちエラー

下記は私が調べた大朝鮮貨幣10文銅貨の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取相場です(画像は影打ちエラー)。

古銭詳細 実勢価格 買取相場
影打ちエラー NGC MS62 6,325USD(約70万円) 〜600,000円
NGC AU55 690USD(約7.6万円) 〜60,000円
美品+ 26,000円 〜18,000円
美品 21,500円 〜14,000円
NGC VF30 18,620円 〜12,000円

買取相場の根拠

実勢価格(業者が販売し実際に取引された値段)や買取相場は「国内オークション」「海外オークション」「オークファン」「知人の実店舗業者」「知人のネット販売業者」などの売買データを元に作成しています。

海外では影打ち(陰打ち)エラー銭が市場に登場したことがあり、当時、約70万円で取引されています。

エラーコイン以外の通常銭でも準未使用以上(NGCやPCGSの場合AU50以上)の価値は高く、売却時期が良ければ5万円を超える査定が期待できます。

また、美品など状態の良くない硬貨だとしても1万円を超える買取となることがあります。今回の記事が古銭の売却や換金の参考になりましたら幸いです。