こんにちは古銭の買取売却査定ナビです。今回は中華民国開国記念壹圓銀貨について記載していきたいと思います!!この開国記念の銀貨は1912年に発行され、状態が良いものについては10万円以上の価格で取引されています。ただ、中国貨幣ということもあり贋作(偽物)が多く、贋作は価値がありません。
贋作については本物を鋳型にして作成しているので見ただけだと判別が難しいですが金属の組成が異なるので本物より重量が若干軽く、銀の光沢が少ないという特徴があります。
中華民国 開国記念幣 孫文1円銀貨の価値
1912年に発行された開国記念幣1円(ONE DOLLAR)銀貨です。中華民国は1912年1月1日に、革命家の孫文を臨時大総統(臨時大統領)として国家として成立しました。Y#319で重量は27.3g、直径39mmとなっており、カタログ価格、実勢価格(市場価格)は下記の通りです。
カタログ価格
古銭詳細 | 極美品 | 未使用 |
開国記念銀貨(下五角星) | 約70,000円 | 約250,000円 |
実勢価格
業者所在 | 状態 | 取引価格 |
広島県 | 準未使用 | 101,000円 |
京都府 | 極美品 | 50,000円 |
東京都 | 極美品 | 46,000円 |
少し価値が低い上五角星タイプ
孫文の左肖像タイプの銀貨は裏面の五角星が下にあるタイプと上にあるタイプが存在します。上記画像は五角星が上のタイプで五角星が下のタイプに比べると価値が若干落ちます。Y#318で重量は26.9g、直径39mmとなっており下五角星に比べると重量が若干軽いという特徴があります。
カタログ価格
古銭詳細 | 極美品 | 未使用 |
開国記念銀貨(上五角星) | 67,500円 | 170,000円 |
まとめ
いかがだったでしょうか?孫文の開国記念幣は国内でも数多く取引されているので所有されている方も多いと思います。上五角星・下五角星に共通の特徴として贋作(偽物)の場合、重量が軽いケースが殆どです。どちらも本物の場合は価値が高いので気になる古銭がありましたら査定してもらうと良いでしょう!今回の記事が古銭の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。