1847年ヴィクトリアのゴチッククラウン銀貨の価値

こんにちは古銭の森です。今回はヴィクトリア ゴチック(ゴシック)クラウン銀貨の価値について書いて行きたいと思います。

1847年ヴィクトリアゴチッククラウン銀貨

ゴチッククラウン銀貨

ヴィクトリアのゴチッククラウン銀貨です。大変美しいデザインのコインで国内海外問わず人気が高いです。William Wyonによるデザインのコインとして有名で最も日本人所有者が多いとされているコインでもあります。

エッジの種類によって細かく分けられており、UN DECIMOが最も多く取引されている様に感じます。1847年以外にも1853年に若干枚数発行され同一グレードならば1847年のものより高額で取引が行われています。

ゴチッククラウンは同一グレードだとしてもエッジによって価格が異なると同時に美しいトーンの有無によっても大きく価格が異なります。

UN DECCIMOタイプでもPR67などハイグレードのものになると35000USD(420万円程度)での取引となり、国内で手に入れようと考えた場合500万円超えるかもしれません。

国内での取引も多くUN DECIMOの1847年PR65のコインは230万円程で取引が行われました。輸入消費税や送料などを加味しますと、この金額ならば国内で購入した方が安いかもしれませんね!

事実2013年の時点ですがPR65のUN DECIMOが海外で310万円程度で取引されているので国内の方が安い計算になります。今回の記事がヴィクトリアコインコレクションの参考になりましたら幸いです。