こんにちは古銭の森です。今回は2010年ロンドンオリンピック記念エリザベス2世100ポンド金貨について書いて行きたいと思います。
下記のジュピター神の描かれた100ポンド金貨と同様に近年発行されたものなのでアンティーク(骨董)としての価値はあまり高くありませんが発行枚数が少ないため、将来的には骨董としての価値が出るかもしれません。
2011年ジュピター神エリザベス2世100ポンド金貨の価値と買取相場
投稿日:2017年3月11日
更新日:2019年10月25日
こんにちは古銭の森です。今回は2011年に発行されたロンドンオリンピック記念エリザベ...
2010年ロンドンオリンピック記念エリザベス100ポンド金貨
2010年に発行された100ポンド金貨です。表面にはエリザベス2世の肖像、裏面にはネプチューン(ネプチューンはローマ神話の海神)とロンドン五輪が描かれています。
KM#1162で、金の品位は0.9167(K22 22金)、直径32.7mm、重量32.69gとなっておりカタログ価格や発行枚数は下記の通りです。
年号 | 発行枚数 | コイン詳細 | カタログ価格 |
---|---|---|---|
2010年 | 7500枚 | プルーフのみ | 1850USD(約21万円) |
エリザベス100ポンド金貨の価値と買取相場
2012年のロンドンオリンピックを記念して作成された金貨で発行枚数が少ないため今後、数十年から100年程度の年月が経つ事でアンティークコインとしての価値が高まる可能性があります。
取引日 | 取引国 | コイン詳細 | 取引価格 |
---|---|---|---|
2017年 | 日本 | NGC PF69 | 15.1万円 |
2014年 | 日本 | 未鑑定 完全未使用(PF69〜PF70程度) | 23万円 |
2017年 | 日本 | 未鑑定 完全未使用(PF69〜PF70程度) | 16万円 |
2014年 | 米国 | NGC PF70 | 1645USD(約19万円) |
取引相場は上記のようになっており、2017年現在では国内の方が海外に比べ1割程度、取引価格が安いようです。
業者の買取価格
業者による買取価格は地金価格よりは高額が期待できますが取引価格が地金価格と殆ど変わらないのでプレミアムの付加価値のある買取価格となることは殆どありません。
また、カタログ価格に比べても取引価格が安いため、今は売り時というよりも買い時かもしれません。今回の記事がアンティークコイン投資やアンティークコインコレクションの参考になりましたら幸いです。