「関西国際空港開港と書かれた平成6年の500円硬貨があるんだけど価値はどれくらいかなぁ?」と言った疑問にお答えするため今回は関西国際空港開港記念500円白銅貨の価値と買取相場について記載していきたいと思います。
この記念硬貨の通常貨(ミントステイト)は発行枚数が多いためプレミアムの価値は乏しいですが、発行枚数の少ないプルーフや純銀製メダルも存在します。
関西国際空港開港記念500円白銅貨の詳細
画像は平成6年8月23日に発行された関西国際空港開港記念500円硬貨です。表面には「関西国際空港俯瞰図と飛行機」裏面には「地図と祝意を表すリボン」が図柄として採用されており、詳細は下記のようになっております。
関西国際空港五百円硬貨の詳細
項目 | 詳細 |
直径 | 26.5mm |
品位 | 銅750/ニッケル250 |
量目(重さ) | 7.2g |
発行枚数(合計) | 20,000,000枚 |
発行枚数(通常貨) | 19,900,000枚 |
発行枚数(プルーフ) | 100,000枚 |
縁(エッジ) | ギザあり |
その他 | プルーフ記念貨幣セット・純銀メダル有り |
日本のカタログ価格
状態 | カタログ価格 |
完全未使用 | 1,500円 |
未使用 | 1,000円 |
美品 | -- |
並品 | -- |
純銀メダルとプルーフ貨幣セットの詳細
造幣局製 純銀メダル
画像は関西国際空港開港記念貨幣発行記念メダルです。直径約55mm、量目約120gとなっており純銀製です。
近年発行されたものなので骨董としての価値は高く有りませんが、素材が純銀のため、銀相場が上昇すれば業者による査定価格(買取価格)も上昇する傾向があります。
プルーフ貨幣セット
画像は関西国際空港開港記念プルーフ貨幣セットです。この記念貨貨幣セットでは青函トンネル・瀬戸大橋開通記念貨幣セットなどと異なりオリジナルの金属板(年銘板)は付属していませんが、硬貨がプルーフとなっています。
鏡面状の輝きのあるプルーフは発行枚数が100,000枚と少ないため、若干ですがプレミアムの価値が付いています。
500円白銅貨や純銀メダルの買取価格・査定相場
下記は私が調べた関西国際空港開港記念500円白銅貨や純銀メダルの実勢価格(業者が販売し中古品市場で実際に取引された価格)と買取相場です。
古銭詳細 | 実勢価格 | 買取相場 |
通常貨 | 800円 | 〜550円 |
プルーフ | 2,000円 | 〜800円 |
純銀メダル | 10,000円 | 〜8,000円 |
買取相場の根拠
また、発行枚数100,000枚のプルーフはプレミアムの価値がついていますが、ケース付きで保管状態が良かったとしても業者による買取価格は1,000円未満が相場です。
純銀メダルについては素材が銀のため、貴金属としての価値が高く、銀相場が上昇すれば査定価格(買取価格)も上昇する傾向があります。今回の記事が記念硬貨の売却や換金の参考になりましたら幸いです。