ティチーノ射撃祭ゴッタルドトンネル開通記念500フラン金貨の価値と買取相場

こんにちは古銭の森です。今回は2016年に発行された現代射撃祭 ティチーノ ゴッタルドトンネル開通記念500フラン金貨について記載していきたいと思います。

なお、この金貨は通常タイプと銘文が追加されたタイプが存在し通常タイプの発行枚数は200枚、銘文が追加された特別仕様タイプの発行枚数は25枚となっております。

射撃祭トンネル開通記念500フラン金貨

スイス射撃祭金貨

2016年に発行された射撃祭500フラン金貨です。上記は発行枚数25枚の特別仕様タイプで希少性抜群です。

通常タイプでは下記のように表面の銘文が「TIRO CANTONALE TICINESE」のみとなっており特別仕様タイプと異なります。
スイス射撃祭金貨

2016年射撃祭金貨の価値と買取相場

希少性の低い通常タイプ(発行枚数200枚)でも、元々人気が高い射撃祭金貨でさらに、雲上の女神に似たデザインであることから人気が高くPF70の最高グレード金貨については市場にて33万円〜40万円程度の値がつきます。

さらに希少な特別仕様タイプ(銘文「TIRO CANTONALE TICINESE」「GALLERIA DI BASE DEL SAN GOTTARDO(イタリア語でゴッタルドベーストンネルという意味)」)は発行枚数が少なく世界で25枚しかないことから2017年3月にはPCGS PR 69DCAMの品が市場にて1,207,100円で取引されました。

業者による買取価格は上記市場価格の8割〜9割程度が相場となっており、銘文「TIRO CANTONALE TICINESE」「GALLERIA DI BASE DEL SAN GOTTARDO」のタイプは保管状態の良いものならば100万円を超える金額での買取も期待できるでしょう。

また、発行枚数の少なさからも今後、希少価値が上がる可能性が高いように感じます。今後ともアンティークコイン情報サイト古銭の森をよろしくお願いいたします。