1895年極楽鳥10マルク金貨の価値と買取相場

こんにちは古銭の森です。今回は幻のコインと言われる極楽鳥10マルク金貨の価値と買取相場について書いていきたいと思います。

ニューギニアのマルク貨は1894年から1911年までドイツの植民地だったニューギニアの法定通貨です。大変美しいデザインのコインで表面には極楽鳥、裏面には額面とパーム(ギニアアブラヤシ)の輪が描かれています。

ドイツ領ニューギニアとは

ドイツ領ニューギニアの地図
(wikiより引用)

ドイツ領ニューギニアは、ドイツ植民地帝国が初めて獲得した地域で、1884年から第一次世界大戦勃発後オーストラリアが占領した1914年まで保護領でした。

ニューギニア島北東部(カイザー・ヴィルヘルムスラント)及び周辺の島嶼部から構成され、総面積は249,500平方キロメートル。現在ではドイツ領ニューギニア及びビスマーク諸島の主要地域は現在、パプアニューギニアの一部となっています。

皇帝はヴィルヘルム2世でドイツでは彼の肖像のコインが多数発行されましたがドイツ領ニューギニアではご存知の通り、美しい極楽鳥が描かれたユニークなコインが発行され現在でも非常に人気があるアンティークコインの一つとなっております。

1895年ニューギニア極楽鳥10マルク金貨

1895年ニューギニア極楽鳥10マルク金貨

画像は極楽鳥10マルク金貨です。KM#8、重量は3.982g、ミントマークはA(ベルリン)で1895年の単年発行となります。発行枚数は2000枚となっており現存数はかなり少ないことが伺えます。

カタログ価格はVF(美品)で4750USD、XF(極美品)で9500USD、UNC(未使用)で16000USD、プルーフは20000USDとなっています。

20マルク金貨(発行枚数1500枚)に比べると発行枚数が多いですが市場に出回ることがほとんどなくMS65などのハイグレード品は希少です。

極楽鳥10マルク金貨の価値と買取相場

ドイツ領ニューギニアの10マルク金貨については極楽鳥20マルク金貨同様ほとんど市場で取引されることがありませんが海外では何度か取引があります。

2016年に行われた英国のオークションではNGC鑑定済みMS65のコインが日本円で約420万円で取引されました。

また、米国では2015年に取引がされており、PCGS鑑定済みPR65が日本円で約650万円、NGC鑑定済みMS64が約550万円でした。

プルーフとミントステイトの価格差はあまりありませんが、完全未使用(MS65やPR65)に近いグレードの場合、500万円前後の市場価格が付く事が一般的です。

業者による買取価格は?

このような極楽鳥金貨が買取市場に出回ることは殆ど無いと思いますが、仮に業者に買取を依頼した場合、市場価格の9割程度で査定が出てくると思います。550万円の9割というと495万円なのでもし本物ならば物凄い高値で買い取ってくれる可能性があります。

ニューギニア極楽鳥金貨まとめ

いかがだったでしょうか?極楽鳥のアンティークコインはどれもデザインが大変美しく人気が高いためアンティークコイン投資としてもオススメできます。

特に5マルク銀貨や10マルク金貨、20マルク金貨は現存数が少ない割には世界的にコレクターが多く、世界経済の発展に伴い価値が上がる可能性が高いです。今回の記事が極楽鳥金貨コレクションや古銭売却の参考になりましたら幸いです。